ホントに俺の子?と聞かれたら…知らないとヤバイ「DNA鑑定」の仕組み

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妊娠がわかって彼と結婚したけど、生まれた子どもは父親に似ていない……。彼にも、「なんか俺と全然似てない」って言われるしどうしよう。もしかしてあのときの……!?

なんて昼ドラのような展開、そうそうないとは思いますが、もし、彼に「DNA鑑定してみたい」と言われたらどうしますか? 「絶対に彼の子だって自信ある!」と思っていても、いざ言われたら戸惑っちゃいますよね。

前回の記事「ギャー!彼の子じゃない…弁護士に聞いた“DNA鑑定”の実態」では、実際にどれくらいDNA鑑定をしている人がいるのか、かかる費用についてお伝えしました。引き続き、アディーレ法律事務所所属のシングルマザー弁護士・島田さくらさんに、お話を伺います。

 

■相手方の同意はいるの?

「DNA鑑定をする場合、基本的には相手方の同意が必要となります。相手方がDNA鑑定に応じない場合、解釈上は、裁判所から鑑定命令を出すことが可能と考えられていますが、通常は、裁判所からDNA鑑定の必要性を説明して相手方の同意をとるという形になります。

“絶対に自分の子どもではない!”あるいは“絶対にあなたの子どもよ!”と言いながら、一切DNA鑑定に応じなければ、その態度自体が不審なものとして、判決に影響することもあります」

なるほど。疑われている側が、同意が必要なことをタテに鑑定を拒否できたとしても、結果として、よりいっそう疑われることになれば、得にはならなそうです。もしDNA鑑定したいと言われたら、彼の子であると自信があるなら素直に同意したほうがよさそうですね。

 

■精度ってどれくらいなの?

「DNA親子鑑定の場合、0~99.99%以上の確率で結果が出ます。父親がすでに死亡している場合にも認知請求は可能です(民法787条但書)。

このような場合にも、父方の祖父母、母、子のDNAをもとにDNA鑑定を行うことは可能ですが、父、母、子の間で行うDNA鑑定よりも精度は下がるようです」

100%でない限り例外はあるかと思われますが、親子の間柄であれば少額でもかなり正確に判定ができるようですね!

 

大沢樹生さん・喜多嶋舞さんの“DNA鑑定騒動”によって、世間の人にも広く知れ渡った感がありますが、DNA鑑定をするという行為自体、親子関係や親戚関係にまで大きなヒビが入りかねない重いもの。

もし、やむおえない事態になっても、単独で先走らず、法律の専門家やカウンセラーなどを交えて慎重に気を使ってフォロー体制を固めてから行ったほうが、双方のダメージが少なそうですね。

 

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【取材協力】

島田さくら・・・弁護士法人アディーレ法律事務所 所属弁護士(東京弁護士会所属)。自身の過去の男運の無さからくる経験(元カレからのDVや、妊娠が発覚した翌日にカレから別れを告げられたこと)をもとに悩める女性の強い味方として男女トラブル、さらには労働問題などを得意分野として多く扱う。シングルマザー弁護士として、相談者の悩みを解決するかたわら、家庭では子育てに奮闘している。

 

【参考】

弁護士が教えるパーフェクト離婚ガイド – アディーレ法律事務所