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愛があればなんて嘘!「国際結婚」をする前に知らなきゃヤバイ現実

2014/03/27 12:00  by   | 結婚

今年に入ってから、宇多田ヒカルさん、浜崎あゆみさんと、大物歌姫の国際結婚のニュースが続きました。一昔前と比べると、一般の人々の間でも留学経験のある男女が増え、国際結婚に関する抵抗が減ってきているようです。

「愛があれば国境なんて関係ない!」と思っていても、宗教・法律など文化の異なる環境で育ってきた二人が一緒になるには、歩み寄りの努力が必要です。

今回は、国際結婚で起こりがちなトラブルについて、アディーレ法律事務所パートナー弁護士の篠田恵里香さんに詳しく伺ってみました。

 

■え!? そんな理由で離婚?

「国際結婚は離婚率が高い、とよくいわれますね。言語・文化・価値観が違う以上、夫婦間にも食い違いが生じやすい……といえば分かりやすいですね。ただ、国際結婚した夫婦の間には、“え? そんな理由で離婚?”とか、“そんなおおごとに発展するの?”とびっくりするような事情もあります。

国際結婚を考える場合には、あらかじめ、“この結婚は本当に大丈夫?”と様々な角度から吟味する必要があるのです」

と篠田さん。では、具体的な実例を伺ってみようと思います。

 

■子供を連れ帰ってしまうケースも

「“もうあなたとはやっていけない”と、子供を連れ、家を出て行く……というケースは、日本国内でも起こります。ただ、国内では、“実家に戻る”ケースや“そう遠くまでは引っ越さない”ケースが多いためか、完全に夫と子供を隔離するまではいかない場合が多いです。

これが、国際結婚となると、“実家に帰ります”というべきところが、“母国に帰らせていただきます”となり、しかも、ある日突然帰国してしまうケースが多いようです。家出が国境越えになってしまうんですね。

実際に、海外で暮らしていた日本人妻が、子供を日本に連れ帰ってしまうトラブルが後を絶たず、“国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)”に調印を迫られる事態にも至っています」

下手したら一生会えなくなる可能性もあると考えると、距離が遠ければ遠いほど、深刻ですね。

 

■就労感覚・金銭感覚の違いにびっくり?

「夫のびっくりするような金銭感覚に呆れ返った、夫が全然働いてくれない、等の理由から“これでは生活していけない”と離婚を考えるケースも多いようです。

日本では、まだまだ、“夫は外で働いて家庭を守る。奥さんは家事や家計のやりくりをする”という意識が強いようですが、他の国の文化は決してそうともいえません。

奥さんがしっかり働けばいい、お金は夫が自由に使えて当然、といった就労意識や金銭感覚がまかり通っている国もあるわけです。ある日、“タバコを買うお金がない”というので、夫の財布の中身を見たら“数百円しかなかった”なんてことも。

“子供ができたら改心してくれるだろう”なんて淡い期待も、文化の壁は高く、裏切られてしまうことが多いようです」

もし女性が働くことがスタンダードなのであれば、その分家事や子育てを分担してくれる夫なら、キャリアのある女性にはうってつけですね。

国によっては“女性は働いてはいけない”というふうに正反対な価値観もあるかもしれません。とにかく結婚前にじっくり話し合う必要がありそうです。

 

幸せなうちは、お互いが育ってきた生活環境の違いも新鮮で楽しい恋のスパイスになりそうですが、一度もめはじめるとその溝の深さは深刻なものになりそうですね。

 

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【取材協力】

※ 篠田恵里香・・・弁護士法人アディーレ法律事務所パートナー弁護士(東京弁護士会所属)。男女トラブル、交通事故問題などを得意分野として多く扱う。また、離婚等に関する豊富な知識を持つことを証明する夫婦カウンセラー(JADP認定)の資格も保有している。外資系ホテル勤務を経て、新司法試験に合格した経験から、独自に考案した勉強法をまとめた『ふつうのOLだった私が2年で弁護士になれた夢がかなう勉強法』(あさ出版)が発売中。公式ブログ『弁護士篠田恵里香の弁護道』も更新中。

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