トラブルが起きる前に読むべき「交際中に姑を知る」方法

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恋人同士の関係なら、さほど気にならなかった彼ママの関係が、結婚して嫁と姑の関係に変わった途端、憂鬱で憂鬱で仕方ないものに変化してしまった、そんな経験を持つ既婚女子は意外なほど多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、数々の嫁姑問題を解決してきた既婚者ライター宇野未悠がその理由を解明し、これから結婚するみなさんが同じ轍を踏まないためにどうすればいいかを探っていこうと思います。

 

関係が変われば行動も変わる!?

彼と恋人同士であったときには、仲良くおしゃべりしたりお食事などが出来ていた彼ママとの関係が、結婚してしばらくすると、なんだか姑っぽく変化してしまうのにはちゃんとした理由があるのです。みなさんは、自分の置かれた役割や立場に応じて行動が変わっていった経験はありませんか。

新入社員の時は会社で初々しく振るまっていたのが、年数が経ち後輩が出来るにしたがって、だんだん先輩らしくなり、役職がついたらさらにそれらしく見えるようになっていった人を見たことがあるでしょう。立場や役割に応じた振る舞いや考え方を、心理学では『役割性格』(※1)と呼んでいますが、家族の関係にも同じようなことが言えるのです。

 

役割性格と“○○らしさ”の関係

役割性格を作り出すためには、それについてモデルとなる人が存在することに触れておきます。そのモデルなくして役割性格はありえないと言っても過言ではありません。

さきほどの新入社員の例ですと、新入社員が成長する過程でその企業風土に応じた先輩像や上司像を身近なところから発見し、自分のものにしているのです。これをモデリング(※2)と呼びますが、人はモデリングを繰り返しながら成長していくのです。

嫁と姑の関係も同じようなことが言えますが、ここに大きな落とし穴があるのです。

 

モデルの違いがトラブルのもと!?

私たちは結婚するまでに、良くも悪くも自分のあるべき嫁像を、一部の例外を除き、自分の母親から学ぶことが多く、嫁姑の関係を母親と父方の祖母から学習している場合がほとんどです。例え母親が、嫁としての素行が悪く反面教師にしかならない場合でも対象が母親であることに変わりありません。

ところが、姑はすでに嫁としての立場を終え、姑としてのモデリング像を習得しています。それは、私たちとは当然違った価値観の持ち主であるため、ギャップが生じトラブルが起こっていくのです。

 

結婚前にやっておきたいこと

結婚が決まったら、あるいは結婚に向けて気持ちが高まり出したら、彼にさりげなく小さい頃の思い出を聞いておくといいでしょう。特に、彼が小さい時におばあちゃんとどんな遊びをしたか、おばあちゃんと彼が遊んでいるとき彼ママはどんな態度を取ったか、また、おばあちゃんと彼ママの関係を聞いておくと結婚前ではわからない、姑となった彼ママの姿がなんとなくつかめますよ。

大きなエピソードでなくてもいいのです。生活にまつわる小さな話を沢山聞くのが重要なのです。そこに、トラブルの火種が隠されていることがあるからです。また、彼の兄弟ですでに結婚している人がいれば、その奥さんと彼ママの関係を観察することで、彼ママが姑としてどんな振る舞いをしているかを垣間見ることができるでしょう。

 

いかがでしたか? 結婚前にこれだけのことを頭に入れておくだけで、その後の嫁姑の関係をよりよくできるヒントが見つかることがおわかりいただけたでしょうか。

人は、横の関係では見せない姿を縦の関係になった瞬間に見せることがあります。それは、役割性格とモデリングのなせる技。嫁姑に関わらず、人間関係を全体図で捉えるクセをつけておくと、自分や相手の役割が変わったときの対応がしやすいでしょう。

結婚後に「しまった!」なんてことにならないよう、今から頑張ってくださいね。

 

【参考】

※1. 性格心理学、人格心理学、パーソナリティ(アクセス数3000万の心理学定番サイトこころの散歩道)

※2.モデリング(心理学)-Wikipedia