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知らないほうが幸せ?人生における35歳「限界説」の真実【健康編】

2011/06/22 21:00  by   | 自分磨き

人生の節目を迎えることが多いアラサー・アラフォー世代。その中でも、35歳を境にさまざまな変化が生まれると言われていますが、実際その年を迎えてみると34歳と35歳にどんな差があるんだろう?と疑問に思った方も、数多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、アラフォーライター宇野未悠が、ありとあらゆるジャンルについて35歳という年齢がどう影響するのか徹底検証してみたいと思います。まずは健康編からどうぞ!

 

■35歳以上の8割が歯周病!?

よく、35歳以上の8割が歯周病に掛かっていると言われていますが、厚生労働省の見解では「ウソではないものの大げさな捉え方」(※1)としているようです。これは、1本でも歯周ポケットの深いところがあったり、歯石がついていたりしていると健全と判定しないためで、実際の歯周疾患の患者の割合は35歳から44歳までが27%、45歳から54歳までが43%となっています。

とは言うものの、日々のケアで予防できるのが歯の病気です。毎日の歯磨きを忘れずに、半年に一度は歯科医師の検診を受けましょう。

 

■メタボリックシンドロームは35歳から予防する?

メタボリックシンドローム(※2)は、腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上あることに加え高血糖、高血圧、脂質異常のうち2つ以上あわせ持った状態のことを指します。男性は40歳から74歳までの男性2人に1人、女性5人に1人がメタボリックシンドロームやその予備軍とされていますが、厚生労働省は、35歳の時にメタボリック検診を受けておくと、その後の生活習慣病の予防につながる(※3)としています。

現代生活は何かと運動不足になりがちです。適度な運動、適度な食事を心がけましょう。

 

■高齢初産は35歳以上

ここはちょっと女性にはシビアな話。実は、高齢出産に明確な定義はありません。しかし、高齢初産(※4)には明確な定義があり、日本産婦人科学会では“35歳以上の初産”を高齢初産と定めています。もっとも、1993年以前は30歳を高齢初産と定めていましたが、初婚年齢が上がったのと働く女性が増え、出産年齢が引き上がったため35歳以上を高齢初産としたのです。ではなぜ35歳以上が対象になるのでしょうか。

ヒトは一生分の卵胞細胞を持って生まれてきます。30代半ばをめどに徐々に卵子が減少・老化していきますが、卵子の老化は染色体異常に結びつくと考えられ、染色体異常に起因する胎児の障害の起こる確率が1%程度と、20代女性の0.1%と比べて高くなります。

また、血管や筋肉が少しずつ弱くなるため、妊娠高血圧症候群になりやすく流産や早産のリスクが高くなることがあります。子宮口や産道の弾力性にも影響するため、難産になりやすかったり産後の回復が遅れたりすることも指摘されています。しかし、これらには個人差があるため、すべての人がこうだとは限りません。自治体によっては、35歳以上の妊産婦に妊婦検診や超音波診断の公費助成の回数を増やすなどの対応をしています。

 

いかがでしたか? 35歳の境界線として挙げられることが多い3つの事例について述べてみました。こうして見てみますと、年齢で一概に区切れない上に個人差が大きいことがお分かりいただけると思います。

やはり、日頃からの運動や適切な食事が、健康リスクの回避の第一歩となるでしょう。

35歳の境界線について、今後もさまざまな情報をお届けできればと思っています。ご意見やご感想など、TwitterやFacebookからお待ちしております!

 

【参考】

※1. 歯周疾患の有病情報|e-ヘルスネット[情報提供]

※2. メタボリックシンドロームの診断基準|e-ヘルスネット[情報提供]

※3. 特定健康診査・特定保健指導に関するQ&A集-pdfファイル

※4. 高齢出産-Wikipedia

※4. 高齢出産について-はっぴーママ.com

※4. 高齢出産という選択:babycom

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