男性にとって整形はアリ?ナシ?現代の美容整形事情

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アンケート調査で、恋人がプチ整形したいと言った場合の賛否を問うたところ、「賛成する」が32.6%、「反対する」が67.4%という結果が出ました。20代に限っては「賛成する」が42.9%までのぼったものの、美容整形に対して抵抗感を覚える人が多いようです。(※1)

一方、美容整形した人に対して行ったアンケートでは、「整形してよかった」という回答が8割近くを占めるのですが、はたして美容整形ってアリ? それともナシ?(※2)

 

■美容整形は離婚の危機?

海外での事例ではありますが、美容整形が離婚につながり、損害賠償まで求められたというケースがあります。

中国で、夫婦の間に出来た子の顔が妻と似ても似つかなかったことから、妻が美容整形していたことが発覚。その結果、夫が離婚訴訟を起こし、離婚と慰謝料100万元を命ずる判決が出たのです。(※3)

では、日本では『妻の美容整形が夫にばれた』場合に、離婚が成立するのかというと、単に『美容整形していた』というだけでは、離婚は成立しませんし、妻が夫に慰謝料を支払う必要もありません。

裁判での離婚が成立するためには、『婚姻を継続し難い重大な事由』(民法770条1項5号)が必要なのですが、美容整形の事実は結婚生活にとって重大であるとまでは認められないからです。たとえ、夫にとってどれだけ苦痛であっても、少なくとも裁判所は認めてくれません。

ただし、美容整形が発覚したのを契機に、夫婦関係がぎくしゃくして、ついには別居にまで至るなど、婚姻生活が破たんしてしまったと認められる場合には、離婚は成立する可能性はあります。ただし、この場合は、夫が一方的に妻を嫌ってしまったケースなので、夫が妻に慰謝料を払わなくてはならないでしょう。

 

■美容整形が嫌われる理由

なぜ、美容整形に対して否定的なイメージがあるのでしょうか? escala cafeの「美容整形はなし!」という男性からは、

「整形した部分に対するコンプレックスが払拭されたとしても、次は『整形した事実』がコンプレックスになりそう。根本的な解決になってないと思う」(25歳/芸能)

「ちょっと古い考えかもしれないけど、親からもらった身体なのだから大切にしてほしい!」(31歳/広告)

「正直、生理的にあまり受けつけない。美容にそこまで執着する気持ちがわからないからかも」(28歳/金融)

といった意見が寄せられています。一方、整形容認派の男性からは、

「それで見た目がキレイになって、自分に自信を持てるようになるならばよいと思う! コンプレックスを抱えたままの人生を送るよりもずっとよさそう」(30歳/機械)

という声も。(※4)美容整形が嫌われるのは、「なんとなくやましいことをしている」というイメージがつきまとうからだと考えられます。とすれば、美容整形をした人が、その事実を隠さずに、「整形してよかった! 明るく人生が生きられるようになった!」というポジティブな情報を周囲に表明していけば、美容整形に対するイメージも変わってくるかもしれませんね。

 

誰にでも、コンプレックスはつきものです。それを解消する一手段として、美容整形もアリだと思われます。ただ、その事実を恋人や配偶者など身近な人に打ち明けないでいると、あとで大きな代償が伴うことも……。

今、「美容整形しようかな」と悩んでいる人は、ひとりで悩まずにまずは周囲の人によく相談すべきです。また、既に経験済みだけど秘密にしているという人は、思い切ってカミングアウトしてみてはいかがでしょうか?

 

【参考】

※1.恋人に“プチ整形”して欲しい?RBB TODAY – livedoor ニュース

※2.会員アンケート調査:整形手術(みんなどう思う) …整形手術の意識が明らかになる

※3.【国際】「子どもの顔が違う」 韓国で整形した中国人女性が離婚

※4.escala cafe | あり? なし? 社会人男性に聞く! 「働く女子の美容整形」 【働く女子の実態】