温泉旅館が実際に聞いた「面白すぎる外国人客の行動・発言集」

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畳の綺麗な部屋に布団と浴衣、日本庭園や露天風呂に美味しい日本料理。日本の文化やわびさび、おもてなしの心を味わうための最高の場所とも言える温泉旅館。日本の温泉の魅力にとりつかれた外国人も少なくありません。日本が大好きで何度も来ている外国人の中には、日帰り温泉や健康ランドを回る人もいるほど。しかし、そのような日本の温泉や旅館に慣れている人たちばかりではありません。

今回はそんな、外国人たちのおかしな行動や発言についてお伝えしていきます。

 

■玄関はそこじゃない!

予約の電話をしてきたのは、仕事でヨーロッパからのお客様を迎える商社の男性。相手は日本が初めて。せっかくの日本での滞在を楽しんでもらうため、顧客が集中している地方の温泉宿に数日宿泊することを決めたので、それぞれ別の部屋をシングルユースで用意して欲しいと連絡があったそう。普段とは違うお客様だなと思いつつの当日。思いがけないことからそれは始まりました。

「お客様が車で一緒に宿についたので駐車場からご案内したら、玄関の自動ドアを入ろうとした時、そこで靴を脱ごうとしてるんですよ。それで“待って! ここではまだ脱がなくていいから!”と慌てて止めました。しかも日本語でとっさに(笑)相手の商社マンの方も大笑いしちゃってたので、自分が笑っても大丈夫でしたけど(笑)」(40代女性)

初めての日本。ビジネスだからマナーも肝心。本人は勉強してきたのに、それが裏目にでてしまったようです。

 

■小さいけどだめですか?

外国人のお客様でよく受ける質問にあるのは”タトゥーが入っているのですが温泉には入れますか?”というものだそう。箱根のような外国人も多い有名温泉地や、ニセコのように外国人がかなり多いところは比較的そうした決まりもゆるやかなのと、行っている人から話が伝わるのでそういう質問はないようですが、外国人が多くないところでは時々あるのだそうです。

「全身全部タトゥーとか言うわけじゃないんだし、小さいタトゥーは今若い子だったら入れてる子も多いじゃない? 心配なようなら貸し切り使ってくれれば問題ないけれど、そこまでの情報は行ってないところの方が多いから。英語のウェブサイトがあるところばかりじゃないし、そもそもそういうQ&Aみたいなものもないし」(40代男性)

小さいことでくよくよ悩んで入れずにいるより、ちゃんと連絡してみた方がいいのではないかと思いますが、ネットでやりとりされた質問の中には「包帯して入れば大丈夫じゃない?」という珍回答まで。(※)いや、むしろ怒られると思いますよ!

一方で、「恥ずかしいから一緒のお風呂には入りたくない」という外国人も。日本人との“裸のつきあい”にはついていけない人もまだまだいるようですよ。

 

■わからないものは食べられません!

山海の海の幸が一同に並ぶ日本の旅館の夕食。イタリア人を接待のために連れてきたお客様のために、あまり日本的なものばかりが一度に並んでしまってもどれから食べていいかわからないかも知れないからと、女将が気を遣い、料理長にコース仕立てにして洋皿の肉料理も入れるようにと頼んだ時のこと。

「お部屋にお料理下げに行くんだけれど、前菜とかお刺身とか本当に減らない。日本人の方はもちろん食べてるんだけれど。旅館のお夕食って量も多いから時間が経つとだんだんお腹もいっぱいになってくるでしょう? でもお肉が一番最後。日本の方はさすがに、お腹がいっぱいだったから入らないって言ってたんだけれど、お料理下げに行ったらすっかり綺麗になくなってて。翌日聞いたら“お肉だけすごい勢いで食べてたんですよ、自分の残した分まで全部”って(笑)お刺身はダメだったのかしらねえ」(50代女性)

日本料理がメジャーになったとはいえ、料理には保守的な外国人もいます。抵抗のあるものはスルーしても、お腹が空いている時に「これは食べられる!」と思うものが出てきたら、がっつきたくなるのは誰でも同じです。

ちなみにこのイタリア人のお客様、翌朝の朝食ではほとんど召し上がらなかったんだそうです。油揚げを見て「これは何!?」と相手の方に訊いていたそうです。「もっと聞いていたら洋食にしたんだけどねえ……」と気の毒そうな顔をしていました。事前調査も大事ですね。

 

■日本人の“寝方”にビックリしちゃった!?

玄関で靴を脱いでしまった外国人客のその後。ロビーでお茶を飲みながら話をしたあと、キーを受け取ってそれぞれの部屋へ行って、1時間後にロビーに戻ってきたふたり。それとなく会話を聞いているとこんなことが。

「ベッドがないけど、日本人は立ったまま寝るの?」当然ですが相手はまたも大爆笑。笑いをかみ殺すのに必死だったそうです。「確かに入ると座卓があってお茶出すし、布団がすぐに敷いてあるわけじゃないけど立って寝るって……。どんなホスピタリティだよって話が(笑)」(30代女性)

日本人は布団で寝ると言うことを知らなかったのでしょうか……。

 

■君には透視能力があるのかい!?

ヨーロッパから来た友人家族と、別々の部屋をとったものの、食事は一緒にしていたグループの話。みんなでわいわいと食事をしている最中にしている話が聞こえてきました。

外国人「日本人は布団で寝るんでしょ? でも布団どこにもなかったけどどうなってるの?」

日本人「たぶん今頃、布団敷いてるよ」

外国人「なんでそんなことがわかるの? 透視能力でも君にはあるの?」

笑いながら日本人の方が、食事の最中にスタッフが敷いてるんだと説明したそうですが、それがよく理解できなかったらしく、何度も話がループしていたそうです。やはり部屋にベッドがあるのが当たり前の国の感覚では、自分が食事をしている間に座卓がどけられ布団が敷かれるというのが理解しにくいのかもしれないですね。それにしても透視能力……。なぜそちらの方向に話が行くのかがかなり不思議です。

 

温泉旅館では外国人、日本人問わず色んな人が出入りしている分、色んなことが起こります。面白いことも困ることもたくさんあるそうですが、面白い分にはまだいいのかななんて思ってしまったりしまうのでした。

そして私達も、「外国に行ってマナーがわからずに笑われないように、気を付けないといけない」とこんな話を聞くと感じてしまいます。やっぱり人生勉強。色んなことを知ったり、身につけたりしておきたいですね!

 

【参考】

※ 海外反応! I LOVE JAPAN  : タトゥーしてたら日本の温泉は入れないの?海外の反応!