脳科学的に「友情から恋愛」には発展しにくいことが判明

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存

エキサイト恋愛結婚・恋愛投票箱で行われたアンケートによると、これまでに一目惚れをした経験があるのは、男性の約7割、女性の約6割。一度ならず何度かあるという人は男性の約6割、女性の約4割という結果が出ました。(※1)やはり、恋愛における第一印象というのはかなり重要な要素といえます。

一方、第一印象で恋に落ちなくても、話や趣味が合うなどの理由で友人関係を築けた場合、そこから恋愛に発展する見込みはどのくらいあるのでしょうか? 実は、脳科学的には、『友情から恋愛に発展』はかなり望み薄ということが判明しています。(※2)


■脳科学的な『一目惚れ』の仕組みとは?

脳科学的に、一目惚れという現象は、脳内の扁桃体という部位が関係しているといわれています。扁桃体というのは、瞬間的な反応や情動(喜怒哀楽、恐怖や驚きなど)をつかさどる部分です。異性を見た瞬間に「あ、この人タイプだ!」と判断するのは、この扁桃体の働きによります。

扁桃体による一目惚れの情報は、大脳皮質へと送られます。大脳皮質は、理性や分析をつかさどる部分なので、扁桃体の情報を合理化しようと試みます。このように、大脳皮質で単なる直観に理由づけを行うことにより、「この人が好きだ」という判断がより強化されることになります。

では、友情から恋愛に発展しにくいのはなぜかというと、扁桃体がすでに『この人は友達=恋愛対象外』と判断してしまっているため、大脳皮質によって好意の裏付けが行われないのです。

もっとも、人によっては、扁桃体からサインが出ていても、気付かずに『友達』として付き合っている場合もあるので、友情から恋愛に発展する可能性がゼロというわけではありません。

ただ、上で解説したような脳の仕組みがあるので、恋愛においては「はじめは友達として付き合って、徐々にお互いの良さを分かりあえたら……」という悠長な姿勢は、あまり得策とはいえないでしょう。

 

■恋愛がムリでも望みは捨てるな!

では、第一印象で異性にアピールできない人は、一生シングルでいなければならないのか? というと、あながちそうとは言い切れません。

All Aboutが行ったアンケートでは、『恋愛相手と結婚相手は別だと思いますか?』に対し、Yesの人は57%。『どちらでもない』を含めると8割の人が、恋愛の延長線上に結婚はない、もしくはあるとは限らない、と考えているという結果が出ています。(※3)

また、交際相手に求める条件の第1位は男女ともに『容姿』であるのに対し、結婚相手に求める条件の第1位は男女ともに『性格・人柄』。つまり、恋愛と結婚とでは求められるものが異なるのです。

たとえ、第一印象で恋愛に発展しなくても、長く友達付き合いを続けていれば、それだけ『ウマが合う』ということで、結婚に結び付くことは十分考えられます。なので、望みを捨てる必要はありません。

 

いかがでしたか? もし、あなたが長年、友達関係を続けている異性にひそかに恋心を抱いているのなら、その恋はあきらめるか、もしくは一足とびに結婚を前提としたお付き合いに持ち込めるように戦略を立て直すのが脳科学的にはオススメですよ!

 

【参考】

※1.投票結果 | 恋愛投票箱 | みんなの婚活 | 国内最大級!婚活サイト – まじめな婚活ならエキサイト恋愛結婚

※2.米山公啓(2011)『本当は怖い脳科学』 文庫ぎんが堂

※3.愛もお金も優しさもなくちゃ! 恋愛相手と結婚相手は違うか? [離婚] All About