これでもう断られない!高確率で「OKもらえる」誘い方

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気になる人を食事に誘う時、あなたならどうやって声をかけてますか? ストレートに言いますか? それとも、もう少し言い方を工夫しますか?

例えば、「一緒にお寿司を食べに行こうよ」と直球で誘った場合、後述する言い方と比べて、OKされる確率は低いでしょう。というのも、相手はあなたからのお誘いに対して「行く・行かない」の二者択一を真っ先に思い浮かべるからです。ストレートな誘い方は「行かない」という選択肢を相手に意識されやすくなってしまうのです。

だとすると、相手に「行かない」という選択肢を意識されにくい誘い方をすればいいと思いませんか? これは、『ダブルバインド』と呼ばれる心理テクニックです。このテクニックについて、以下から詳しく説明させて頂きます。

 

■心理テクニック『ダブルバインド』とは?

1. ○○(例:「一緒に食事に行く」)は、相手にお願いをするまでもなく、“当然のことである”という前提に立って話す

2. その上で、○○を実行するために必要な選択肢をこちらから提示する

 

単純な原理ですが、優秀な営業パーソンや広告クリエイターで、この心理テクニックを知らない人はいないでしょう。それほど汎用性が高い方法です。そんなダブルバインドを踏まえた誘い方は、「今度の土曜か日曜に、お寿司を食べに行こうよ」「一緒にお寿司かパスタを食べに行こうよ」という言い回しになります。

このような言い方をするだけで、ストレートに誘うよりも、OKされる確率が高くなります。『土曜or日曜』『寿司orパスタ』という二者択一になるので、「行かない」という選択肢を思い浮かべにくくなるからです。

ちなみに、上記のダブルバインドを組み合わせて、「今度の土曜か日曜に、お寿司かパスタを食べに行こうよ」という誘い方にすると、もっとOKされる確率は高くなります。言い回しがやや複雑になるので、相手はさらに否定を意識しにくくなるからです。

たったこれだけで、「土曜はダメだけど日曜なら空いてるな。寿司よりパスタのほうが好みかな」などと、あなたと食事に行くことを前提に考えてくれやすくなります。

 

ところで、この記事の冒頭を読み返してみて、何か気付くことはありませんか?

実は、冒頭の文章もダブルバインドになっています。この記事を読みはじめた段階では、「ストレートに誘うのは抵抗があるかも。でも、工夫するってどうやって……?」と考えるあまり、「私は気になる人がいても食事には誘わない」という選択肢は思い浮かばなかったのではないでしょうか?

これがダブルバインドの威力です。ぜひ一度、試してみてください。

 

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※ 石井裕之(2006)『コミュニケーションのための催眠誘導 「何となく」が行動を左右する』 光文社