プロ直伝！気になる夏の体臭をカバーする香水6選

高田空人衣K.Takada

暑くなってくると、満員電車で思わず他人の汗のニオイや体臭に“うっ”となったことはありませんか？　「もしかして自分もそんなニオイを発してるかも……」と思った人は少なくないはず。

そこで今回はフレグランスアドバイザー林久美子さんに、汗や加齢によるイヤなニオイが分かりにくくなる、おすすめ香水を教えていただきました。彼やご主人にも是非教えてあげてください。

■1：あなたにおすすめ“汗臭さが分かりにくくなる”香水3選

「汗臭さは汗自体ではなく、汗が細菌と混ざって発するもの。そのため、まずは制汗剤でニオイのもとを殺菌しましょう。その後につける香水は、まずは好感度の高い石鹸の清潔な香りがおすすめです。具体的には、

（1）エアリータイム『エアリータイム　ビューティフル　モーメント』

石鹸そのものの香りが長く香ります。

（2）クリスチャンディオール『フォーエバーアンドエバー』

お風呂上がりのばらのような香りでおすすめです。

（3）オゥパラディ『サボン　オードパルファム』

石鹸とラベンダーの香りが楽しめます」

どれもいい香りの期待大、ですよね。是非香水ショップで試してみましょう。

「加齢臭の原因は、皮脂の一部から生成されるノネナールという物質。40歳ころから生成が増加してしまうので、根本からニオイを消すというよりはマスキングする、相性のいいフローラルの香りがおすすめです。

（1）クリニーク『ハッピーフォーメン』

シトラスフローラルの爽やかな香りがします。

（2）ダビドフ『クールウォーター』

マリンフローラルのすっきりした香りがします。

（3）カルバンクライン『エタニティーフォーメン』

フルーツフローラルのモダンな香りがポイントです」

林さんにはこれまで、香水の上手なつけかた等も多数アドバイスいただいています。正しいつけ方のもと、教えてもらったおすすめ香水で汗や加齢臭の不快なニオイを、少しでもいい香りに近づけてくださいね。

【取材協力】

※ 林久美子・・・フレグランスアドバイザー。資生堂BAに10年従事後、外資系ブランドのコスメアドバイザー、免税店のフレグランスアドバイザーに従事。JMA1級認定講師、メイクセラピー2級認定講師資格取得。現在フレグランス講師を多方面でつとめている。