意外とみんな知らない「地頭の良さ」を鍛えるポイント3つ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存

“頭がいい人”という言葉を聞いて、あなたはどんなイメージを抱きますか?

頭がいい人と付き合いたい」とポジティブにとらえる人もいれば、「話が合わなさそうだからイヤだ」と、あまり良くないイメージを持っている人もいるかもしれません。

 

■知識があるだけでは頭がいいとは言えない

そもそも“頭がいい”とは何でしょうか? 知識が豊富で勉強ができれば“頭がいい”のでしょうか? そういう頭の良さもありますが、いわゆる一流大学を出ているはずなのに、あまり頭がいいとは感じられない人っていますよね? それもそのはずで、はっきり言ってしまえば、知識があるだけでは、本当の意味で頭がいいとは言えないのです。

 

■「窓、開いてるよ」をどう解釈するか

例えば、同じ部屋にいる彼氏に「窓、開いてるよ」と声をかけたとします。もちろん彼は、あなたが言った状況を理解できます。窓に関する知識があるからです。

でも、知識がある“だけ”なら、「そうだね」で終わりでしょう。彼が本当の意味で“頭がいい”人なら、あなたの意図を察して窓を閉めるか、「閉めたほうがいい?」と、あなたに確認するでしょう。

この例でも分かるとおり、知識があるだけでは“頭がいい”とは言えません。知識だけでなく、さらにその場の状況や相手の心理などを読み取った上で、「自分は何が求められているか」を察して行動するのが、本当の意味での“頭がいい”ということです。このような頭の良さを“地頭(じあたま)がいい”とも言います。

 

■地頭の良さをチェック&鍛える方法

……と、ここまでお話したら、そんな地頭の良さを、彼氏・友人・上司、あるいはあなた自身が持っているか気になるのではないでしょうか? 地頭の良さを確認するには、会話をしてみることです。そして以下の点をチェックしてみて下さい。

 

1.会話の分岐点を思い出せるか

会話の話題は、時間が経てば経つほど何度も変わります。そんな会話の途中で「今、なんでこの話をしているんだっけ?」と尋ねて(自問して)みましょう。話題が変わった分岐点を把握しているかどうかで地頭の良さが分かります。

 

2.相手の話を理解していることを表現しているか

うなづき・あいづち・オウム返しくらいは、さほど頭を使わなくてもできますが、話が一段落したところで「つまり~ってことだよね?」と別の言い方で要約できたり、「~はどうなの?」と話に沿った質問ができれば、地頭がいいと言えます。

 

3.自分とは異なる意見を楽しめるか

相手が自分とは違う意見であっても排除せず、むしろその違いを楽しめるのが地頭の良さです。「そう思うのはなぜ?」「私は~と思うんだけど、どう思う?」など、質問を重ねていけば、「その点は賛成だよ」という妥協点も見つかるでしょう。

 

もし、「あの人(私)ってあまり地頭が良くないかも……」と判明してしまってもあきらめることはありません。地頭の良さは鍛えることができるからです。

その方法は、常に上記3点を意識しながら会話をすること。たったそれだけです。ぜひ試してみてくださいね!

 

【関連記事】

齋藤孝(2009)『「頭がいい」とは、文脈力である。』 角川文庫