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既読スルーされてOK!「ガンガン送るとモテる」心理学者が解説

平松隆円

平松隆円R.Hiramatsu

既読スルー。LINEなどに代表されるインスタントメッセンジャーなどでメッセージを送り、相手が読んでいるにも関わらず返信が来ないことを、そうよびますよね。

業務連絡ならまだしも、好きな男性にメッセージを送ったのに、既読スルーされるってイヤですよね。

そこで『Menjoy!』では、これまで既読スルーされない方法などを、いくつか紹介してきました。もちろん、既読スルーされずに彼と会話を続けられたら一番いいのですが、そもそも既読スルーで悩む必要なんてないんです。

「えっ、それってどういうこと?」っておもいますよね。既読スルーなんて気にせずに、メッセージをどんどん送ったほうがいい理由を、心理学者の筆者が紹介したいとおもいます。

 

■既読スルーと単純接触効果

そもそも既読スルーというのは、ブロックされていて相手にメッセージが届いていない状況ではなく、少なくとも相手は読むか、メッセージが届いていることは確認している状況です。じつは、これが心理学的にはすごく大事なんです。

単純接触効果という言葉、きいたことはありますか。単純接触効果とは、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンス氏が発表した、ひとは繰り返し接すると好意度や印象が高まるという現象のことです。

ザイアンス氏は、学生に複数の顔写真を瞬間的に、そしてみせる顔写真の回数に変化をつけるという実験をおこないました。

そしてその後、顔写真をじっくりみせ、その顔写真に対する好意を評価したんです。学生と顔写真の人物とのあいだに接点はなかったものの、より多くみせられた顔写真に対して、好意の評価が高くなるということがわかったんです。

これは、毎朝の通勤や通学で一緒に乗り合わせる乗客に親近感を持ってしまうのと同じ現象なんです。

LINEにも同じことがいえます。たとえ、彼からの返信がなくても彼がメッセージを目にするというのは、あなたの顔写真を何度もみせられているのと同じ状況なんです。

既読スルーされてつらいと悩む必要はありません。既読されるだけで、あなたへの相手の好意は無意識に高まっていくんです。

 

いかがですか。悩む必要はありません。今から、どんどんメッセージを送ってみてください。