妻の体調より自分の飯?無神経な夫の脳内を徹底解明!

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突然ですが、あなたが体調を崩したとき、夫は心配してくれますか?

「Yes」と答えたあなたは幸せ者。体調を崩した妻を気遣えない夫って、意外と多いんですよ。「大丈夫?」の一声をかけるどころか、「俺の飯は?」なんて、自分の飯の心配する夫もいるくらいです。

インターネット上にも、そんな無神経な夫に対する苛立ちや悩みを訴える声が散見されます。一体、なぜ夫は体調を崩した妻を気遣うことができないのでしょうか?

 

■無神経な態度の原因は脳梁にあり

医学博士の姫野友美氏は、体調の悪い妻に対して、夫が気遣いの一言もかけられないのは、男女の脳梁の太さの違いによると説明しています。

左右の脳をつなぐ脳梁の太さは、女性のほうが男性よりも太いため、女性の脳のほうが情報伝達が速いといわれています。そのため、女性の場合は、家族の病気を目の当たりにすると、一度にパッパッといろいろなことが思い浮かびます。

たとえば、夫が重い病気になった場合、もちろん仕事や収入の問題も頭をよぎりますが、同時に夫の体調や心情を気遣うこともできるので、「これからどうやって生活すればいいの?」なんて無神経な質問よりも、「今はゆっくり休んでね」と優しい言葉をかけることができます。

しかし、男性の場合、一度にひとつのことしか考えられないため、“妻の体調不良”という想定外の事態に対して戸惑って、何と言っていいのやら分からなかったり、“俺の飯”という目先の心配が口をついて出てしまったりするのです。

「俺の飯は?」なんて質問されると、「この人は私の体調よりも自分のご飯が大事なの!? なんて冷たい人なんだろう……」と妻としては落胆してしまうかもしれませんが、夫は決してあなたに対する愛情が薄いわけではありません。

むしろ、適切な振舞いができないのは、夫の動揺がそれだけ大きいという証拠。つまり、夫にとってあなたの存在がそれだけ重要なのだと肯定的に捉えてみてはいかがでしょう。

 

■仕事と家庭は別モード

ところで、脳梁の太さの違いによって、“男性は一点集中型脳”、“女性はマルチタスク脳”ということはよくいわれていますが、妻の体調不良にトンチンカンな対応をしてしまう夫って、仕事でトラブルが生じた場合にどう対処しているのでしょうか。

姫野氏によると、男性は仕事と家庭とでモードが切り替わるのだそうです。つまり、男性にとって仕事はまさに“戦場”なので、日頃からいろいろな可能性を想定していますし、トラブルが起こっても全力で対処します。

一方、家庭においては、夫はオフ・モード。外での緊張を解き、弛緩した状態で帰宅したときに、妻の体調不良という事態に遭遇したら、仕事ではいくら有能な男性であっても、お手上げになってしまうというわけです。

なので、もし妻が体調不良になったら、夫が帰宅する前に携帯メールなどでそっと知らせておくと、夫も心の準備ができて、少しは妻を気遣う態度をとることができるかもしれません。

 

いかがでしたか? 夫の無神経な態度は、あなたに対する愛情不足ではなく、男女の脳の働きの違いによるものです。当記事が、男女の差異の理解及び夫婦生活円満の一助になれば幸いです。

 

【参考】

姫野友美(2008)『なぜ男と女は4年で嫌になるのか』 幻冬舎