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「脱いでもすごい」と思われる浴衣の下着を選ぶコツ3つ
櫟原梨絵子
そろそろ花火大会やお祭りが各地で催されますね。そんなときに着ていきたいのはやっぱり浴衣。どんなコーディネートをするか考えるのが楽しい女性も多いと思います。
けれども浴衣を着る時、気になりませんか? 浴衣の下につける下着です。洋服の時に身につけているものと違い、からだを平面的に補正することで綺麗に浴衣が着られるわけですが、昔からある和装下着は、お世辞にも可愛いとは言えない代物です。
中には和装下着専門のブランドのとてもおしゃれなものもあるのですが、浴衣と同じくらいの値段を考えるとなかなか手が出ないのも正直なところです。
男性にとっても浴衣姿の女性はとても色っぽいもの。その浴衣の帯を解いて脱がせて、という想像をめぐらせたりする人もきっと多いと思います。
なのに、浴衣デートのあと、浴衣の下がどうしようもなくオバサンくさくダサい下着を彼氏が見たら、いっぺんに興ざめしてしまうこと間違いなしではないでしょうか。
そこで、どうしたら綺麗に浴衣を着られて、なおかつ脱いでもダサくない下着を選べるかについて考えてみました。
■1. スポーツブラをつける
胸が特別大きい人でなければ役に立つのがスポーツブラ。胸を押さえてくれる作りになっているのは、つけたことのある人ならご存じの通りです。バストアップ効果のあるものや厚いパッドの入っているものを避け、小さめのサイズをつけると比較的胸回りがすっきりします。
スポーツブラであれば上下おそろいにできたり、カラーバリエーションもあるので、浴衣の色に合わせることもできますね。背中がクロスしていないデザインのものにすれば、襟元も気になりません。
また、中には『スポーツブラ萌え』な男性もいるようなので、その辺りもそれとなくリサーチしておくといいかも知れません。そんな彼とのデートなら、真っ白なものを選ぶといいかも知れませんね。
■2. 昔ながらの方法にしてみる
胸が大きい人だとスポーツブラでは補正がきかないので、やはり和装ブラが綺麗に浴衣を着るためにも一番良いのですが、「どうしてもあのダサいデザインが許せない!」というのであれば、いっそのこと昔ながらの方法にしてしまうのも良いのではないかと思います。
胸はさらしを巻いて押さえ、下は腰巻き、といった具合。なんだかはだけたら昔の任侠映画の壺振り師みたいですが、それはそれで色っぽいかもしれません。
ちなみに腰巻きというと赤いイメージを持っている方も多いと思いますが、肌着の襟元や腰巻きに赤を使うのは魔除けの意味があります。せっかくなので探して身につけてみてはいかがでしょうか。
■3. いっそのことなにもつけない
ちなみに私も、浴衣の時に「今日はパンツはいてるの?」と、訊かれたことがあります。オヤジのセクハラではなく、外国人の男性からの素朴な疑問として。そう、もともと着物の時にはショーツははかなかったわけです。
もし胸の小さい人であれば、いっそのことノーブラ・ノーパン、というのもひとつの方法かもしれません。何も知らない外国人はともかく、日本人の一般的な男性は、当然下着を着けていると考えているでしょうから、脱がせようとして下から手を入れたら何もないとなると、かなりドキドキするのではないかと思います。
もちろん、最低限腰巻きはつけましょう。裾がはだけた時にちらりと見える腰巻きも艶っぽいポイントのひとつですからね。
いかに浴衣を綺麗に着て、しかも男性のイメージを脱いでも壊さないようにできるかは、浴衣デートが成功する最後の鍵かもしれません。どんなスタイルにするか選ぶことで、自分のドキドキ感も違ってくること間違いなしですよ。
【参考】