脳科学的にも「合コンで彼氏はできない」ことが明らかに

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存

「あぁ、どこかにいい男がいないかな……」

出会いを求めて、婚活パーティーや合コンに余念がないあなた。実は、その行動こそが、幸せな恋愛を遠ざけてしまっていることをご存知ですか?

実は、多くの男性と出会えば出会うほど、かえって恋心が失せることが判明したのです。

 

■選択肢が多いのは本当に幸せ?

医学博士の米山公啓氏は、著書『結婚できる脳、結婚できない脳』において、人間は選択肢が増えると、ある程度までは満足度が上がるものの、あるところから満足度が逆に下がってしまうと述べています。(※1)

つまり、選択肢が多いなかからひとつを選ぶと、それが第一希望であったとしても、あとから「やはりあっちのほうがよかったかも」という迷いが生じて、満足度が下がってしまうのです。

また、選択肢が多すぎると、そもそもどれにしようか選べないということもよく起こると米山氏は述べています。

選択肢の数が人間の決定にどういう影響を与えるかについては、ビジネス誌『PRESIDENT』のサイトでも、興味深い実験結果が示されています。(※2)

北カリフォルニアにあるドレーガーズ・マーケットは、75種類のオリーブ油、250種類の辛子など、グルメ食材の豊富な品揃えで知られている。研究者のシーナ・アイエンガーとマーク・レッパーは、この店にジャムの試食ブースをつくり、ある週末には6種類のジャムを、別の週末には24種類のジャムを並べて買い物客の反応を調べるという実験を行った。

24種類のジャムが並べられていたときは買い物客の60%が試食したが、6種類のときには40%しか試食しなかった。しかし、驚くべきことに、選択肢の数は購入には逆効果となった。品揃えの多いブースでは買い物客の3%しか購入しなかったが、少ない選択肢しか与えられなかった買い物客は、30%近くが買ったのである。

つまり、ジャムの種類が多いと、興味をひかれて試食したがる客は多いものの、実際に購入する割合は、種類が多いと逆に下がってしまうということなのです。

 

■なんと運命の人はすぐそばにいる!?

上で説明したことを恋愛に当てはめてみるとどうなるでしょう?

婚活パーティーや合コンに参加して、多くの異性と交流すればするほど、ひとりに絞ることが難しくなります。

また、縁あって誰かと交際を始めたとしても、「あぁ、そういえば、あのとき出会ったAさんと付き合っていたらどうなっていただろう……」なんて、“過去の男”の姿が頭をよぎり、目の前の男性に満足できないということにもなりかねません。

そんな自分にとっても相手にとっても不幸な事態を避けるためには、まずは「もっと素敵な人がどこかにいるはず!」という過度なフロンティア・スピリッツはおさえるべきです。

童話『青い鳥』ではありませんが、運命の人は意外と身近にいるかもしれませんよ。

また、これまで全く男性に縁のなかった人が、これから出会いを求めるという場合にも、なるべく選択肢をひろげすぎないことをオススメします。

つまり、合コンや婚活パーティーに参加するなら、なるべく小規模で目移りしにくいものを選ぶほうが、カップル成立度や満足度は高いかもしれません。

 

いかがでしたか? あなたに素敵な人が見つからないのは出会いが少ないためではなく、逆に“選択肢が多すぎる”ためなのかもしれませんよ。恋人募集中の人はぜひ、自分の人間関係を見つめ直してみてくださいね!

 

【参考】

※1. 米山公啓(2009)『結婚できる脳、結婚できない脳』 講談社

※2. 意思決定を促進する「選択肢削減の法則」 – PRESIDENT – プレジデント