意外なことにクサイ足の人は「繊細で優しい」ことが判明

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あなたは彼氏や夫の足の臭いが気になりませんか?

男性は、女性よりも足の裏の角質層が厚く、皮脂も多く分泌されます。なので、夏場でも革靴通勤しなければならない人だと、靴を脱いだ瞬間にプーンと臭う危険性が非常に高いのです。

足のいや~な臭いは、水虫などの皮膚病や、汗やアカの放置が主な原因です。ところが、人によっては、水虫もなく、常に足を清潔に保っているのに、足が臭ってしまうという場合があります。

足のケアを怠って臭うのは自業自得ですが、もし気を付けているにもかかわらず臭ってしまう場合には、「いやだわ、あなた臭いわよ」なんて言っちゃダメ!

五味クリニック院長の五味常明氏によると、実は、こうした原因不明の足の臭いに悩む人は、繊細で心が優しい人が多いのです。

 

■清潔にしてても臭うのには原因があった!

水虫もなく足を清潔に保っているのに臭うのは、ストレスからくる“精神性発汗”が原因と考えられます。

よく緊張するとてのひらに汗をかくことがありますが、そういう状態が起こりやすく、また汗を止めようと焦れば焦るほど余計に吹き出してしまうというのが、精神性発汗の症状です。

精神性発汗が起こるような繊細な人の場合、「自分の足の臭いが周囲に迷惑をかけているのでは?」と周りを気遣うことで、ますます発汗が促されるという悪循環に陥りがちです。

もし、あなたの夫や彼氏が足を清潔に保っているにもかかわらず、臭いに悩まされているのなら、それは精神性発汗のためかもしれません。あなたが「臭い!」なんて顔をしかめたら、繊細で優しい彼の症状は、ますます悪化してしまいますよ!

 

■精神性発汗の治療法

精神性発汗に悩む彼を何とか救いたい! でも、どうすればいいの? 五味院長によれば、精神性発汗の治療法は、主に3種類あるそうです。

1. 精神療法

精神性発汗に悩む人は、「汗をかいたらどうしよう」という不安・緊張から余計に大量の汗をかくという悪循環に陥っているケースがあります。

そうした不安・緊張を、精神分析やセラピーなどで和らげる精神療法は有効な治療法です。

一般的に、多汗症の治療は皮膚科で行うことが多いですが、精神療法は精神科・心療内科の領域です。なので、多汗症の治療を行っているクリニックでも、必ずしも精神療法は行っていない場合もあります。

精神性発汗が疑われる場合には、通院したい医院が精神療法に対応しているかどうか確認するようにしましょう。また、精神療法は、医院によって保険適用がある場合とない場合があるので、こちらも確認しておくべきです。

2. 薬物療法

精神安定剤や自律神経調整剤などで、緊張を緩和するという治療法です。こちらも精神科・心療内科の領域です。

3. ボトックス治療

精神療法などが効かない場合に有効な注射を用いる治療法です。こちらは皮膚科でも行っています。

五味クリニックの場合、麻酔のテープを張る時間が15分くらいで、注射は1分とのこと。すぐ日帰りで帰れます。費用は、製薬会社によって異なり、5~7万円だそうです。

 

いかがでしたか? もし、精神性発汗が原因であれば、いくら足元を清潔に保っても、なかなか臭いは改善されません。優しくて繊細な彼を救うためには、専門の医療機関に相談することをオススメします!

 

【参考】

五味クリニック院長 五味常明

五味常明(2004)『40代からの気になる口臭・体臭・加齢臭』 旬報社