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「ハハーン…俺のこと好き?」と思わせずに男友達をご飯に誘う方法

森咲 杏子

森咲 杏子K.Morisaki

「ハハーン…俺のこと好き?」と思わせずに男友達をご飯に誘う方法

恋愛感情を抱いていない男友達に、「お前のことが好きなんだ。付き合ってくれ」と告白され、断ると「こないだ、メシに誘ってきたじゃんか! 俺のこと好きじゃないのかよ!」と逆上される……そんな展開になると、「ああ、男ってめんどくさっ! それぐらいで勘違いするなよ!」と、頭を抱えたくなりますよね。

そこで今回は、元ホステスの藤夏子さんに話を伺いました。

藤さんによると、「ホステスは親睦を深めるため、お客さまと外で会うことがあります。誘われることも多いのですが、誘うことも、もちろんあります。そのとき、間違った誘い方をすると、関係がグチャグチャになって、お店にいられなくなるだけでなく、裁判沙汰に発展することもあります」とのこと。

藤さんはホステス時代、どのように、お客さんをご飯に誘っていたのでしょうか?

 

目次

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■はじめに:誤解を与えないことが大切

「お客さまに“めっきり寒くなりましたね。〇〇さん、今度の週末、鍋を食べに行きませんか?”のような誘い方をするのはNG。“これはデートの誘いだ。俺に気があるに違いない”と思われてしまいます。それは、男友達でも同じです。

男性には誤解を与えないことが、何よりも大切なのです」

 

■誘い方:「付き添いで行ってもいい?」を使う

「私の場合は、ホステスとお客さまの関係ですから、このようになります」

女性「近頃、寒いですね。鍋料理の季節ですが、〇〇さんはどのような鍋を召し上がりますか?」

男性「僕はすき焼きだな。△△って店が美味しいんだ」

女性「どのへんのお店ですか?」

男性「□□駅から、歩いてすぐだよ」

女性「今度、是非、ご一緒させてください」

「これなら、“おまえ、俺のこと好きじゃないのかよ”と逆上されることはありません。が、期待を抱いてしまう男性もいることは事実。これは仕方がないことです。さて、男友達バージョンも紹介しましょう」

 

■誘い方:男友達バージョン

女性「最近、寒いねえ。鍋の季節だねえ。〇〇くんはどんな鍋食べるの?」

男性「もつ鍋かな。△△って店がウマいよ」

女性「どのへんの店?」

男性「□□駅にあるよ、歩いてすぐの距離」

女性「へえ、□□駅かあ。付き添いで行ってもいい?」

「“付き添い”という言葉で、相手と一定の距離を保つことができます。これなら、最低限の友情は保たれますし、誤解される可能性も低くなりますよ。是非、試してみてくださいね」

 

いかがでしたか?

同性との友情だけでなく、異性との友情も大切にしたいもの。男友達に「ハハーン、俺のこと好きなんだろ?」なんて思われないよう、藤さんの会話術を参考に、上手にご飯に誘いましょうね。

 【取材協力】

※ 藤夏子・・・元ホステス。クラブ、パブ、スナックなどの経営者。著書『銀座ママの本音~男性からお金を引き出す方法~』では、銀座のクラブで学んだことを、余すことなく紹介している。