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米研究で男性の「赤ちゃんほしい」願望について解明される

2011/08/28 18:00  by   | 男性心理

「赤ちゃん欲しいね!」というセリフは、どちらかというと女性のもののように捉えられがちです。しかし、イギリスのニュースサイト『Mail Online』では、男性も実は子どもを欲しがっているという研究結果が紹介されています。

 

■男だって赤ちゃんが欲しい?

カンサス州立大学の準教授ギャリー・ブレイズとその妻サンドラは、およそ10年にわたって“赤ちゃん熱”について調べました。

「“赤ちゃん熱”とは、人生のある時期に、突然子どもが欲しくなることです」とブレイズ準教授。夫妻はふたりめの子どもをもうけた後、この問題に興味を持ったそうです。

「子どもが欲しいって、家族や友人、メディアなどで耳にしますが、その男女間の差異について、科学的説明ができないかと思ったんです。これまで社会学的・人口統計学的面からの研究はなされてきましたが、心理学的な研究というのはありませんでしたからね」とサンドラは述べています。

夫妻は、以下の3つの学術的観点から、赤ちゃん熱について分析しました。

1.社会文化的観点:人は、性別役割を教え込まれて子どもが欲しくなります。女性は、社会からそうすべきだと命じられて子どもを持つべきだと考えるのです。

2.副産物的観点:人はかわいい赤ちゃんを見ると育てたくなるので、自分自身の子どもが欲しくなります。

3.適合主義的観点:赤ちゃん熱とは、子どもの産みどきを心が知らせる感情のシグナルなのです。

以上の分析を踏まえたうえで、夫妻は、子どもを欲しがる熱望について研究を実施しました。

「人は子どもが欲しいこともあれば、お金が欲しかったり、有名になりたかったり、セックスしたかったりするものです。そこで、人々にこうした欲望のランク付けを行ってもらいました」

研究の結果、赤ちゃん熱は、男性にも女性にもあったそうです。ただし、女性の場合は、子ども欲が性欲を上回ることが多いのに対し、男性は逆に性欲が子ども欲を上回ることが多かったとのこと。

「セックスと子どもを産むことは不可分なのに、これはちょっと皮肉ですね」とブレイズ準教授は述べています。

 

■赤ちゃんが欲しい理由と欲しくない理由

また、なぜ赤ちゃんが欲しいのか、あるいは欲しくないのかを尋ねたところ、以下の3つの要素が見られたそうです。

1. ポジティブな要素・・・赤ちゃんを抱っこするなどしたいというもの

2. ネガティブな要素・・・赤ちゃんは泣いたりかんしゃくを起こしたりするし、オムツが大変というもの

3. 二律相反的な要素・・・子どもを持つことにまつわる教育、職業や経歴、金、社会生活といったもの

ブレイズ準教授は、以下のように述べています。

「子どもが欲しいという人もいれば絶対に欲しくない人もいる。また、子どもを持つべきか持たざるべきか悩んでいる人もいる。子どもを産むことは、自分の遺伝子を次世代に残すことで、人間の存在意義の一種です。ただ、子どもを持つとお金がかかりますし、投資に対する見返りがあるわけでもありません。それで、あちらが立てばこちらが立たずという状態なのです」

 

どうやら、「子どもは欲しいけれど養育費が心配」というのは、日米で共通の悩みのようです。

それにしても、男性の場合『子ども<性欲』というのは、ちょっと身もフタもないような気がしますが、多かれ少なかれ赤ちゃんを欲する父性愛のようなものはあるというのは、喜ばしいことかもしれません。

あなたは赤ちゃんが欲しいですか? また、その理由は何ですか? FacebookやTwitterから、感想をお待ちしております!

 

【参考】

Who’s the daddy? Men suffer from ‘baby fever’, too, new study reveals | Mail Online

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