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美人女医が教える遅漏なパートナーとの夜を楽しむコツ
小川沙耶S.Ogawa
早漏の男性からは「長く出来るんだからいいじゃん!」と思われがちですが、女性からの意見はそれとはちょっと違うのではないでしょうか。
実際に「挿入時間が長いと、だんだん疲れてきてしまう……」「愛液の量が減って、だんだん痛くなってくる」などの声をよく聞くという女医の山下真理子先生に引き続き解説してもらいました。
■遅漏の一番の問題点とは?
「“疲れる”、“痛い”といった身体的・物理的な問題ではなく、遅漏は、女の子を不安にさせることがありますよね。
“彼が、なかなかイかないのは、私のカラダが「よくない」せいなのかも……”と、自分の身体にコンプレックスを感じさせてしまうこと、悩ませてしまうこと、それが遅漏の一番の問題でしょう」
確かに、なかなかイかない男性とのセックスは女性として自信がなくなってしまう瞬間かもしれません。
■彼が遅漏だったらどうすれば良いの?
「遅漏の男性を彼にもつ女性は、行為自体よりもコミュニケーションにおもきをおいてみてください。射精までに時間がかかりすぎて、最終的に射精自体が起こらないままセックスが終了してしまったとしても、“十分気持ちよかったし、興奮した。最高だったよ”などと相手に言ってもらうようにしましょう。彼自身もきっと悩んでいるはずなので、あなたがそう伝えることで彼のモヤモヤも少なくなるはずです」
遅漏の男性も早漏同様かそれ以上に悩んでいるんですね。では遅漏には何か原因があるのでしょうか?
■過去のトラウマから遅漏に!?
「単純にオナニーのしすぎということもありますが、そのほかの原因として、過去の何らかの精神的なショックが原因で、射精できない身体になっている場合もあります。もし、心理的影響による勃起不全(ED)である場合は、その原因を振り返ってみるのも、ひとつの解決策かもしれません」
早漏の回では、女性の心持ちひとつで問題が解決するかもしれない旨を書きましたが、こちらの遅漏は医師の診断が必要になってくるケースもあるようです。
私たち女性も、彼に新たなトラウマを植えつけるような「早くイッてよ!」等という言葉は避けなければなりませんね。
【参考】
※ 山下真理子(2010)『あなたの魅力が10倍増すセックス 女医から学ぶ』 ぶんか社
山下真理子・・・女医。岡山県出身。京都府立医科大学医学部医学科卒業後、医師免許を取得。テレビや週刊誌等で活躍する美人女医。最近では、EDGE STYLEやチャクラ、ポコチェ等、女性誌への進出も拡大している。愛のある辛口(カラクチ)女医としても有名。