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出会ったころの2人に!いますぐ戻れる「恋人との距離感の取り方」

相川葵

相川葵A.Aikawa

付き合っている男性とは、いい関係をずっと維持したい……とは誰もが願うところ。しかし現実はなかなかうまくいかないこともあります。

特に問題は、女性の側が得てして、男性の言いなりになってしまったり、都合のいい女として扱われたりしてしまうようになること。それも付き合った当初からではなく、気づかないうちにそのように変化することも多いようです。

どうしたら、このようなマイナスの変化を避けられるでしょう? 心理カウンセラーの筆者が、男性との距離の取り方について、そのカウンセリング経験からお話させていただきます。

 

■1:付き合った頃の緊張感をファッションから

付き合いはじめはオシャレ、身だしなみ、お化粧にも気を使っていたのに、付き合いが何ヶ月、何年と長くなるごとに、ジャージやラフな格好で会うことが増えたり、すっぴんでデートに行ってしまったり……そんなことはありませんか?

それはあなた自身が、彼に心を許している証拠でもあるのですが、同時に彼にとっては、彼に心を許しているがゆえに、もうどこにも行かないわ!という意思表示でもあります。

つまり、彼はあなたに尽くさなくても、あなたをきっちりキープしていることが明白なので、安心してワガママになってしまうんです。

逆にあなたが、いつまでもキレイな女性でいてくれるなら、彼はあなたを、誰か他の男性に取られたりするのではないか……といくばくかの不安を持ち続けます。そのことが彼との絶妙な距離感を保つ一つのコツなのです。

 

■2:ギブアンドギブにならないように

私っていつも彼に尽くしてばかりで、彼から相応のものを尽くしてもらってない……と感じるのなら、あなたと彼の距離感は既に崩れています。彼は、彼自身が何もしなくても、あなたに何でもしてもらえると考えている可能性大です。

これは彼自身気づいていないことも多く、ただあなたが様々なことをしてくれるので居心地よく、あなたに不満を与えていることなど露ほども考えていません。ですから、あなたが何もしないで、関係が改善するようなことはありません。

あなたが彼に与える優しさに比べて、相応のものが彼から与えられない……と感じるのなら、あなたが彼に与える優しさを減らしてみてください。本当はあなたにやってあげられることがあっても、何でもやってあげる必要はない……いいえ、それどころか、何でもやってあげてはいけないのです。

 

いかがでしょうか? 彼との距離感が縮まりすぎてしまうと、お互いに相手が悪い意味での当たり前になってしまい、相手に感謝することや、相手を大切にすることを怠ってしまうことがあります。それこそが関係が停滞してしまう罠であり、女性が“都合のよい女”と見られてしまうひとつの原因でもあるのです。

相手が好きな男性であっても、適切な距離感を保つことを心がけてみてください、二人の関係はきっと改善し、長続きするものになりますよ。