驚くほど夫婦仲がよくなる黄金の「会話」テクニック3つ

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前回の記事では、夫婦の会話のなかで、実は関係が破綻しやすいパターンを3つご紹介しました。

夫婦の会話は量よりも質が大事。そこで当記事では、短い会話時間でも質を高めて夫婦円満を保つ秘訣について、心理学者・渋谷昌三氏の『誤解だらけの夫婦の心理学』を参考に解説します。

 

■1:“I”のある会話をする

前回の記事で、子どもの話題ばかりの夫婦や、仕事のような会話をする夫婦は、実は危ないということをお伝えしました。

こうした状況を打破するために、なるべく“私”を主語にする会話をおすすめします。

つまり、子どものことや何か出来事について伝える場合でも、ただそれだけで終わらせるのではなく、「自分はこう思う」というのを付け加えるだけで、夫婦の会話の質は向上すると渋谷氏は述べています。

「自分はこう思う」という表現は、単に自分の思いを相手に伝えられるだけではありません。それを受けた相手も、自分の考えを話すきっかけになるので、結局、お互いに理解し合う助けになるのです。

渋谷氏は、

「I(私)」のない会話には愛がない

と述べています。あなたは夫婦で愛のある会話をしていますか? もし、夫の考えていることがよく分からないという場合、実はあなた自身も夫から同じことを思われているかもしれません。ぜひ“I”のある会話を心がけましょう。

 

■2:一緒に問題を解決する

その日あった出来事だけを淡々と述べ合っている夫婦については、問題を一緒に考えることで会話の質を高められると渋谷氏は述べています。

問題を一緒に解決……といっても、深刻な問題だけを指しているわけではありません。日常生活において、ちょっと不便に感じていること・困ったことってありますよね。

たとえば、“食品のビンが開けにくい”といった些細な問題に対して、“どうすれば開けやすくなるか”について夫婦で取り組むというのでもいいのです。

そうした日頃の小さな積み重ねが気持ちの交流に役立ち、本当に大きな問題が起こったときにも、一緒に膝を突き合わせて解決することにつながります。

 

■3:ときには反発する

前回の記事では、何事にも「はいはい」と話を合わせるだけの夫婦も危ないことをお伝えしました。相手の言葉を聞いて、何か変だなと感じたり、むっとしたりしたときには、素直に表現したほうがいいのです。

違和感を自分のなかで貯めこんで、「この人はこういう人」というふうに自分で勝手に解釈してしまっては、夫婦の関係は永遠に平行線をたどります。

むしろ衝突をおそれずに、「それってどういうこと?」「その言い方は気に食わない」というように、感情を表に出すべきです。

いくら似た者夫婦であったとしても、物事の感じ方には微妙なズレはあります。そういうズレの存在を認め合ったうえで、自分の言い分を通したり、逆に自分のほうが折れたりすることは、互いの人間性を知り、関係を深めるうえで必要不可欠といえるでしょう。

 

いかがでしたか? お互いに忙しくてなかなかゆっくり話し合う機会がなくても、ちょっとした心掛けで会話の質を高めることは可能です。

ぜひ当記事を参考に自分たちの会話パターンを見直して、夫婦円満に役立ててくださいね。

 

【参考】

渋谷昌三(2008)『誤解だらけの夫婦の心理学』 Kawade夢新書