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どーすればいいんだ!男が「恋愛で悩みまくってる」現代の恐怖2つ

さとうけい

さとうけいK.Sato

子供の頃から「男の子でしょう、しっかりしなさい!」とか「男なんだから泣くな」とか、“男らしく”あるべきことを叩き込まれて大きくなった男は、いつも、それをどこかで意識しながら生活しています。

そんな訳で、いざ自分の感情を表に出さないといけない恋愛となると、戸惑ってしまうことが多いようなのです。

そこで、そんな彼らの心の奥底に抱える恐怖感とは何なのか、その恐怖2つに迫りたいと思います。

 

■1:女性へのアプローチの仕方が分からない!

古代、狩猟生活をしていた際、ハンターであった男は、現代でもその遺伝子を引き継いでいます。

なので男は、気に入った女性がいたらデートに誘って、チャンスがあれば、キスしたり、体の関係を持ちたいと本能的に思っています。

ところが今の時代は、少し強引にアプローチをかけただけでストーカー呼ばわりされたり、男女をイコールに扱う傾向が強いため、どう出たらよいのか分からなくなるのだそう。

女性に「キスしていい?」と聞くのが野暮だと分かっていても、突然キスして、女性の領域を侵すようなことをしたくないし……と心の中は大混乱に!

時代の流れと共に、女性が強くなり男性が弱くなりつつあることで、恋愛における男性の立場は、どんどん複雑になってきているようです。

 

■2:女と寝まくるのは、エゴを失う恐怖に駆られるから

男はエゴとプライドでできていると言っても過言ではないほど、この2つは、男にとって重要なものです。

「男は本能的に多くの種をまきたいから、大勢の女性と寝たがる」というのは事実ですが、なかには、自信がない自分のエゴを満たすために、できるだけ多くの女と寝ようとするタイプもいるです。

特に若い頃は、仕事も安定しておらず社会的地位が低いので、そんな時に自分のエゴを満たせるのは、「女をゲットしてセックスした=男として機能している」という事実。

それが、歳をとるにつれて人生経験が豊富になり、自信がついて自分を誇りに思えるようになると、女の尻を追いかけ回さなくても良くなる訳です。

ルックスが良いだけで、特に取り得もない若い男がチャラ男になってしまう理由は、この辺にあるのかもしれませんね。

 

男が心の底で抱えている恐怖感って、意外にディープなことがお分かりいただけたのではないでしょうか。

社会的にも男女のジェンダー・ロールに変化が起きている分、恋愛分野でも、男はどうしたら良いのか迷いが生じているようです。

そんな事実をしっかりと捉えて、女がうまく引っ張っていくことも、時には必要なのではないでしょうか。