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あぁん…何コレ!もう戻れないっ「興奮させちゃう」危険な方法3つ

小川沙耶

小川沙耶S.Ogawa

なんとまあ、情欲というのは好んで過ちを愛するものか。

官能小説家の筆者は、その本質をとらえようと目をこらすほど、性的興奮の根本を、“罪の覚悟”にみるのです。

性を職業にしていなくても、いちど、不倫や浮気に嵌り込んだ人ならばわかるはず。

とはいえ、いくら興奮材料だからといって、そのような過ちを読者のみなさんに推奨することは、もちろんできません。

今回は、不倫とまではいかないまでも、性的興奮を喚起するシチュエーションを、筆者の取材ノートよりご紹介します。

 

目次

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■1:もう戻れないっ

元には戻れない覚悟。たとえば、職場の同僚や上司。仲良しグループの友達。そういう関係ではなかった。でも実はひかれあっていて、つながってしまった。

「これで、もう戻れない……」というシチュエーションにおいて、人は強烈な興奮を覚えます。

ポイントは“戻れない”ということなので、お互いにきちんと決め事して「これは今回だけでー、ふたりの秘密。また明日から普通ねっ」などと言っていたら、興奮はえられません。

 

■2:やっとつながった

何度もおあずけをされ、やっとつながる。これも大きな興奮をうみだします。

比較的容易につくりだせるシチュエーションで、カップルや夫婦でも可能です。

好きなのに、ちょっとの喧嘩で離れる。仕事を忙しくして、あえて会える時間を短くする。つながれなくする。

そういった状況下でも、お互いへの情念は忘れないように、物憂げなアイコンタクトなどをとっていると、さらに効果的ですね。

確実に好き同士のふたりが、なかなか最後までは告白しないというケースもこれです。

わかりやすい言葉でいうと、“焦らし”。料理でいえば、辛みか苦みか。癖になるオトナのスパイスですよね。

 

■3:本当はどうなの?

愛している人から冷たくされる。「あんなに優しかったのに……」と不安になる。

自分は愛されているのだろうか? そんなとき、相手が身体で愛情を示してきたら、あなたの肉体は燃え上がります。

その愛情は、あなたが喉から手が出るくらい欲していたものだからです。

ポイントは、熱愛状態のときに愛を枯渇させること。

「彼は私を愛していないようだから、私ももう彼を愛していない」

となってしまっては、使えません。

あくまで、「本当は愛し合っているはず」という気持ちのときに、愛を枯渇させること。

欲しい欲しいと思っているものをやっと与えられると、人間とは愚かなので、どんな形であろうと、むさぼりつくものなのです。

 

いかがでしたか。辛いものって癖になるでしょう? 強い刺激は中毒症状を起こすのです。情欲に嵌り、日常生活に支障をきたさないように、気をつけてくださいね。

 

 

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