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なぜ論理的でマジメな男性ほど「風俗の魅力にハマってしまう」のか?

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

みなさんの彼氏は風俗に行ったことがあると思いますか? 「お金を出してエッチなことをするなんて最低!」という考え方もあれば、「浮気するよりはイイ」という女性もいますよね。

「仕事の付き合いで取引先と……」なんて大義名分を掲げられると、「えっ、許してあげないほうがダメな女!?」とまで思わされてしまいますが、よく考えたら、そんな仕事のやり方はズルイとも思いませんか?

基本的に男子は、“風俗に行く人間”と“風俗に絶対行かない人間”の2つに分けることができます。女子のみなさん、男子だからって、みんながみんな行くわけではありませんよ。

「安心しました。私の彼氏はすごくマジメな人だから……」とホッとしたみなさん。

安心するのはまだ早~い! 実はあまり女遊びをしなさそうな“マジメなタイプ”の男子ほど、風俗にハマってしまいやすい傾向があるのです。

今回は、あまり女遊びの経験はないが、社会人になってから風俗にハマってしまった男子に、『Menjoy!』ライターの私、月島もんもんが「風俗の魅力とはなんですか?」とインタビュー取材。結果をふまえ、元No.1キャバ嬢で恋愛コラムニストナナミ・ブルボンヌさんにコメントをいただきました。

そこからあぶり出された、“風俗にハマりやすい男性の特徴”をご紹介いたしましょう。

1:論理的かつ、倫理歓に欠ける・・・コンサルタントAさん(35歳)のケース

月島「Aさんは、週に1、2回のペースで風俗に行かれているそうですが、ずいぶんとハイペースですよね。そこまで足繁く通ってしまう風俗の魅力とはいったいなんなのでしょうか?」

A「よく考えてみてください。そもそも、女性とデートする目的というのは、最終的にはエッチなことをすることです。しかし、エッチなことを許してもらうためには、時間もお金もかかります。

それなりのレストランで食事をして、奢り、二軒目のバーでも奢り。ホテルもそれなりのホテルを予約したと考えてみてください。5万円は飛びますよ。

少し節約しようとしても、週末の混雑時ならばラブホテルでも2万円かかってしまうこともありますからね。

時間だってもったいないです。20時から食事をしたとしても、ホテルに行くのは終電近くの午前1時くらいでしょう。そこからコトをして、睡眠に入るのは3時くらい。酒も多めに飲みますし、次の日への影響も甚大です。

その点、風俗ならば2、3万円で良いサービスが受けられますし、長くても120分あれば十分。酒を飲む必要もありませんしね」

月島「……というAさんのケース。いかがですか、ナナミさん?」

ナナミ「よくある意見ですね。非常に論理的に風俗に行く合理性について説明できています。多くの方は納得してしまうと思います。特に男性は……。

ですが、論理的かもしれませんが、倫理観に欠けていますよね。そもそも、そういう性的な快楽をお金で手に入れることに対して、なにも罪悪感はないのか?という疑問が残ります。

もちろん、意見は人それぞれですから、誤っているとは言えません。ならばそういうサービスを提供するな!という話をする人もいるでしょう。

ですが、本当に愛する女性ができたとき、もしくは愛する子どもができたとき、自身がこのような考えで、このような不潔な過去をもっていたという話を、することはできるのでしょうか。

隠しておけばいいと思われるかもしれませんが、自分で想像しているよりも“隠し事”を背負うのは重いですよ。背負っているものの重さが無意識にブロックになり、一生伴侶ができないなんていう事態だって、ありえますね」

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2:経験不足からHに対して貪欲・・・銀行員Bさん(33歳)のケース

月島「Bさんは学生時代から女性と遊ばれた経験が少なく、その当時は風俗にも興味がなかったそうですが、今は週1ペースで通ってらっしゃると? きっかけはなんだったのでしょう?」

B「きっかけは上司に無理矢理連れて行かれたホテル出張型のヘルスです。取引先の方をご招待するということで、私も一緒に行けと言われました。とても気持ちよかったのでハマってしまったのがきっかけです。

いままでは、ひとりで処理をしていたのですが、女性と遊ぶのもイイモノだなと思い、オシャレなどにも気を使い、最初は、風俗ではない一般の女性とデートするようになりました。

ですが、ベッドで下手なんですよね……。

満足ができなくて、風俗に改めて行ってみると、やはり気持ちいい。お金も手間も時間もかかる素人の女性より、自分の求めているのはコレだと思って、風俗通いを趣味にしたのです。

こちらは客ですから、好きなように頼めるのも魅力です。痩せているコやぽっちゃりしたコ、いろいろなタイプの女性も楽しめます。

気に入ったコには、その時間、すごくやさしく愛してもらえますし、ケンカや心配など面倒なこともないので、風俗で十分。というか、風俗のほうがイイですね」

月島「というBさんのケース。いかがでしょう、ナナミさん?」

ナナミ「ベッドでのテクに関しては、女性のほうにも責任はあると思いますが……。とはいえ、風俗嬢と比べて、そこまで下手なコばかりではないですよね。

若いころに女性遊びをしてこなかったマジメな男性に多いパターンですが、まだHに対する好奇心が貪欲すぎるのではないでしょうか。

痩せ形、ぽっちゃり、いろいろなタイプの女性と遊んできて、いろいろなHを楽しんできて、“愛する人とのHが一番だ!”と結局悟って、ひとりの女性を選ぶ……というパターンを経験してきていればいいのですが。AV監督やAV男優でさえ、そのパターン多いですよ。

若いころに女性に対して、やり残したことがたくさんあると、年をとるほど使える時間はなくなりますから、その分昔よりも使えるようになるお金に頼って風俗にハマってしまうんでしょうね。Aさんのパターンと似ていますよね」

いかがでしたか。風俗にハマりやすい男性の特徴をご紹介いたしました。

彼らも、本気で愛する女性と早く出会えたら、「こんなことしてはイケナイ……」と思えるかもしれません。論理的であったり、マジメであったり、人のスペックとしては悪くないので、風俗にハマる前に、早く救ってあげてっ!

 

【取材協力】

※ ナナミ・ブルボンヌ・・・元No.1キャバ嬢のライター。スポーツ新聞などでライターをつとめる傍ら、ネットショップでレディースウェアやコスメも取り扱っている。著書『キャバ嬢とヤれる極意』も絶賛発売中。現在も勉強のためキャバクラに勤務中。

 

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