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女性にとって“浮気=裏切り”、男にとっては“浮気=気分転換”

浜あさ子

浜あさ子

私が住んでいるマンションはラブホテルの前にあり、明らかに夫婦ではない中年男女や、年の差カップルが中に入っていくのをよく見かけます。

周りにいる男性の知り合いも浮気談義をしていますね。

びっくりしたのは私の夫が浮気していたことで、1年前の平日、葉山の高級ホテルのカフェで一人ランチをしていたとき、夫とちょっとセクシーな女性がエレベーターから出てきました。向こうは私がカフェにいることに気づいていましたが、私は気がつかないフリをして、今に至っています。一瞬、ハラワタが煮えくり返りましたが、冷静になって考えてみれば、自分も独身時代、金持ち男と後腐れないおつき合いをして、たくさんの“いい思い”をしたので、まあ、仕方がないか…と。

 

さて、男はどうして浮気をするのか…それは、やはり“そういう生き物”なんでしょうね。ですから、浮気の対策方法はありません。あるのは、“浮気が発覚したら、その後どうするか”のみ。それも選択肢を絞り込むと“一緒にいる”か“別れる”の二択しかないのですから、それを考えてから行動するといいと思います。

最終的に“一緒にいたい”と思っているのに、あてつけに自分も浮気したり、暴れたりしてしまっては、良好な関係が続けられないし、“浮気=裏切り”と根に持っていても、関係は悪化します。女性にとって“浮気=裏切り”ですが、男にとっては“浮気=気分転換”なんでしょうね。まあ冷静になって、よその家(女)で穴掘りをしているな…ぐらいな感じで、軽く考えるのがいいのでは。

 

というのは、いくら浮気しても、何をしても、男は絶対に妻や正式な彼女のところに帰ってきます。不倫している友人たちは口をそろえて「深夜とクリスマスとお正月…一緒に居たいときに彼はいない」と言いますからね。