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研究家が教える!どんな恋愛もうまくいっちゃう「鏡の法則」とは

蓮華巳美

蓮華巳美M.Renge

「鏡の法則」というものを聞いたことがありますか?

鏡の法則とは、自分が他者に対しておこなったことが、そっくりそのまま自分自身に返ってくることをいいます。「そういえば、私があの人にしたことが自分の身にも……」と思い返すことはありませんか?

心理研究家の牧村さんによると、この世界は鏡のような構造になっていて、「鏡の法則」というのは心理学において最重要となる根本原則なのです。

そしてその「鏡の法則」を利用することによって、恋愛がうまくいってしまうのです!

それは一体どういうことなのか、心理研究家の牧村和幸さんにご説明いただきました!

 

■「鏡の法則」で愛情をお返し!?

「この世界は鏡のような構造になっているため、自分が他者におこなったことは全て、後でその人、または他の人からそっくりそのまま自分自身に返ってきます。

ですから、好きになった相手に対しては、まず自分から深い愛情を与えるのが大前提。そして優しさや心配り、気遣いや配慮といった様々な努力を惜しまないようにしてください。

また、相手の欠点や気になる点も、些細なことで腹を立てないように心がけましょう。そうすることによって、それが相手からかえってきて、相手も同じように自分を深く愛してくれるようになり、様々な優しやさ心配り、気遣いや配慮をしてくれるようになりますよ」

なるほど~! 確かに自分が他者にしてきたことは、いつか必ず自分に戻ってくる気がします。愛情を与えれば与えるほど自分も深く愛されるのは嬉しいこと。だけど、この鏡の法則ってどういう原理になっているのでしょうか。

 

■「返報性の原理」が関わっている!?

「自分が誰かに何かをもらったり、何かをしてもらったりした時に、恩返しをしないといけない気持ちになりませんか? これが“返報性の原理”というもので、自分がもらった愛情に大して、相手に同じようなことを返したい気持ちが関わっているのです。

一番身近な例えでいえば、スーパーの試食。無料で試食させてもらえるだけでついパクパク食べてしまいますが、そこで自然と“お返ししないといけないな”という心理が働き、購入してしまうのです。

だから相手に愛情を与え続けることによって、相手も自分に対し些細なことで腹を立てず、欠点も許してくれるようになるのです。この原理によって、好きな人も自然と自分に愛情を返してあげたいという気持ちになります」

確かに、プレゼントをいただいたら、相手に申し訳ないと思いこちらもついついお返しをしてしまいますよね。まさにギブアンドテイクの世の中!

 

いかがでしたか。

好きな人に愛情を与え続けるだけで自分も愛されるなんて、恋愛がうまくいく方法がこんなにも簡単だとは、嬉しいばかりですよね。

心理学の法則をうまく活用して、幸せな恋愛をゲットしましょう!

 【取材協力】

※ 牧村和幸・・・心理研究家。心理学と東洋哲学の研究を20年以上実施し、先人たちの知恵を数多く吸収してきた。多くの気づきを得て、心理学ポータルサイトを運営中。

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