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ついに「美人は意外にモテない」謎が心理学で解明される

2011/10/22 22:00  by   | カップル, デート, モテる女, 出会い

「美人に生まれたら、もっとモテただろうにな~」と鏡を見ながら、ため息をついたことはありませんか?

たしかに、美人は、男性からちやほやされたり、ひいきにされたりして、お得なことがいっぱいなように見えます。ところが、男ウケはいいけれど、肝心の彼氏はいない……という美人は少なくありません。

一方、あなたの周囲で男に不自由したことない人を思い浮かべてください。絶世の美女というよりは、“ちょいかわ”系ではないでしょうか?

当記事では、恋愛科学研究所の藤田徳人氏の著書『遺伝子が教える恋の運命』を参考に、なぜ美人がモテないのかという謎に迫ります。

 

■美人はやっぱり高嶺の花?

『なぜ美人はモテないのか』という命題について検証するには、自分の知っているカップルを思いつく限り挙げてみてください。

なかには、“美女と野獣”もしくはその逆バージョンもあるでしょうが、総じてルックスのつり合いがとれているのではないでしょうか?

人は、できる限り魅力的な異性と付き合いたいという願望はあります。一方で、あまりにも自分と魅力がかけ離れた人に対しては、「付き合いたい」意欲が薄れてしまうのです。

心理学で“2分の1の法則”というものがあります。2分の1の法則とは、『人は入手確率が2分の1のときに、最も大きな意欲が生まれる』という法則です。

(1)努力すれば手に入る確率20%、誰かに奪われる確率80%
(2)努力すれば手に入る確率50%、誰かに奪われる確率50%
(3)努力すれば手に入る確率80%、誰かに奪われる確率20%

上の3つのうち、最も獲得意欲をかきたてられるのは(2)。なかには、ギャンブラー気質だったり、逆に臆病だったりして、(1)や(3)に流れる人もいるでしょうが、多数派にとって食指が動くのは(2)なのです。

あまりにも簡単に手に入る(3)では、物足りない。かといって、自分にはちょっと手に届きそうにない(1)でも、萎えてしまいます。

美人がモテない理由もまさしくこの点にあり。(1)に属する美人は一部のギャンブラーを除く大半の男性からはスルーされ、一方で、ちょっと頑張れば手の届きそうな(2)に属する“ちょいかわ”系が引く手あまたという現象が発生します。

 

■そもそもイケメンが足りていない?

ルックスのつり合いのとれた者同士がカップルになるので、美人がモテモテというわけではない……ということはおわかりいただけたかと思います。

それなら美人は、イケメンとカップルになれるからいいじゃないか? というと、必ずしもそうではないのが美人のもうひとつの悲劇です。

どういうことかというと、そもそも美人につり合うイケメンの数が少ないのです。

ますますワケが分からなくなったかもしれないので、ここでカール・グラマーという心理学者が行った実験をご紹介します。

グラマー氏は、初対面の男女79名に、相手の魅力を6段階で評価させる(数字が大きいほど魅力度が高い)という実験を行いました。すると、男性は女性の魅力を4以上と評価した人が大半だったのに、女性は男性の魅力を4以下と評価した人が大半だったのです。

つまり、女性の魅力と、男性の魅力とは、等しくありません。子どもを産む能力を持った女性のほうが、セックスという強みを持っているために、異性から見た魅力度が概して高いのだそうです。

グラマー氏の実験では、魅力度5・6のカテゴリーでは、圧倒的に女性の比率が高くなります。つまり、美人は自分とつり合うイケメンと出会うのが非常に困難な状況です。

美人につり合う相手がいないと、“魅力度は高くないけれどギャンブラー気質”の男が、これ幸いとばかりに果敢にアタックして、孤独な美人を陥落することもあります。

逆に、魅力度が4以下では、男女比が逆転するので、女性は多くの男性から求愛を受けやすくなります。

このように、男女間で魅力の不均衡が生じているというのは、美人にとっては悲劇ですが、自分の容姿に自信がない女性にとっては、朗報といえるでしょう。

「自分は美人じゃないからモテない」というのは思いこみで、実は男性から見ると、女性であるがゆえに本人が思うよりもずっと魅力的であるということがしばしばなのです。

 

いかがでしたか? 美人を見ると「さぞモテるんだろうな~」とうらやましくなってしまいますが、意外にも美人は恋愛に苦労しているということがおわかりいただけたかと思います。

モテたい女性は、周囲で評判になるほどの美人を目指すのではなく、ぜひ“2分の1の確率で手に入りそう”なキャラを目指しましょう!

 

【参考】

藤田徳人(2004)『遺伝子が教える恋の運命』 海竜社

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