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こんな感覚…中学生ぶり!「遊び人」でも純粋な恋しちゃう瞬間2つ

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

「その女性の前に行くと、もうキスするのも恥ずかしいと思っちゃうんですよね……。惚れちゃってるんだろうなぁ」(36歳/男性/牡羊座O型)

“恋愛”についてインタビューをしていると、よくわからない意見を聞くことがあります。

この男性は、テレビマンで、話を聞き出すと、他に多くの女性たちと、それも質の高い銀座のお姉さんやモデルの卵などとヤリまくっているのです。

それでも、ある女性の前では、思春期の青少年のように、恥ずかしくなってしまうという……。筆者は男性なので、なんとなくこの気持ち、わかるのですが。女性の読者たちには、不思議すぎるかもしれませんね。

そこで今回は、元No.1キャバ嬢で恋愛コラムニストのナナミ・ブルボンヌさんに、“遊び人男性”がピュアになっちゃう瞬間を教えていただきました。

 

■1:出会う場所

「人は、いる場所によって、自分の態度を変えます。

この職場の男性の場合、自分の業界や“遊び場”である銀座のクラブでは、それに適応するプレイボーイの人格でいるかもしれません。

ですが、それが趣味の場所だと話は別。また別の顔を見せるはずです。たとえば、スポーツクラブ、ヨガ教室、ボランティア活動……。

そういった場所で出会った女性を“美しい”と思ったとき、プレイボーイではない顔で接することが求められます。

そうすると、純粋な心が要求され、ピュアな気持ちに翻弄されることを楽しむかもしれませんね」

 

■2:相手がピュア

「人は、より強い人から感化されるものです。特に男性の場合、その特徴は顕著。

このテレビマンの男性が、私の働いているキャバクラに遊びに来たとしましょう。それはいつもの彼の土俵。

私よりもっと美しい銀座のお姉さんやモデルの卵さんを手玉にとっている彼にとっては、非常に有利な場所です。

しかし、ここで彼が非常に楽しんで、私のことを“一晩モノにしたい”と思ったのであれば、しめたもの。手に入れさせないことで、余計に欲しがらせることができ、彼は一生懸命になってきます。

とはいえ、“手に入れさせない”ことを意識して、ノリが悪くなってはいけません。ノリはよく、でも手は出させないのです。

ポイントとしては、“オマエなんかいなくたって、他にイイ女はいくらでもいるよ”と思わせてしまったら終わりですから、代替の効かない存在になっていくこと。

それには、ピュアになることが一番です。“遊び人”男性が手に入れる女性は、どこか計算高い部分が多いもの。

銀座のお姉さんは、お金や権力が欲しいですし、モデルのお姉さんは番組に出たいのかもしれません。“報酬”という宝をめぐって、熾烈な駆け引きが繰り広げられます。

そこで、あなたがとれる作戦としては、あなた自身がピュアになって、相手の人間を好きになることです。

そのために簡単な方法は、人と人として、普通に対等なお付き合いをすること。たとえば、ランチに行ったって、おごってもらわず割り勘、むしろランチくらいなら奢ってあげます。

夜の世界にいるにも関わらず、夜の世界の住人らしからぬ人格で、普通のお付き合いを心がけるのです。

あなたを手に入れることに一生懸命になった彼なら、一生懸命あなたに合わせます。“ピュア”な恋心に合わせるようになるのです。

とはいえ、手に入ったとたんに豹変しますよ。夜のお店の話なら、最後まで手に入れさせず、彼が飽きるまで、そういった純粋な恋の夢を見させ続けてあげればいいですが、本当の恋愛となると、対象としてやはり、こういった男性は難しいかもしれませんね」

 

いかがでしたか。遊び人男性が、“ピュア”な恋心を抱いてしまう瞬間をご紹介いたしました。男性の筆者にとっても、興味深い話でしたね。

経験から言うと、このようにピュアな恋心を抱かせてくれるレベルの夜の女なんて、なかなかいません。それだけ、“ピュア”な女性は貴重で、つまり価値が高いということですね。

 【取材協力】

※ ナナミ・ブルボンヌ・・・元No.1キャバ嬢のライター。スポーツ新聞などでライターをつとめる傍ら、ネットショップでレディースウェアやコスメも取り扱っている。著書『キャバ嬢とヤれる極意』も絶賛発売中。現在も勉強のためキャバクラに勤務中。

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