ホリエモンの疑問にアンサー!獄中にいる女子の「毛」事情【知られざる刑務所世界6】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存

現在、長野刑務所に収監中のホリエモンこと堀江貴文受刑者。彼の公式ツイッターでは、代理人によってホリエモンの発言が頻繁にツイートされています。

そこでは「シャンプーはメリット、スーパーマイルド、シャワランの3種類が設置されている」、「テレビの時間は18~21時でフジテレビのバラエティ番組が流れることが多い」、「おやつにオーザックあっさり塩味、プッチョ、エリーゼが出た」、「刑務所の運動会では一升瓶水入れ競争なる競技がある」など、どうでもいいけど妙にリアルな刑務所世界を垣間見ることができ、大変興味深いです。

そんな中、先日こんなツイートがありました。

@takapon_jp ふと思ったのだが、女性の囚人はムダ毛処理とか、どーしてんだろう? 男性がヒゲ剃るように、ワキ毛とかカミソリで剃っているんだろうか? それともボーボー? 素朴な疑問である。 ※このツイートは堀江の言葉をスタッフが掲載しています。

「ふむ、確かに気になる!」ということでさっそく調べてみることに。

 

詐欺事件で1年6ヶ月間、刑務所暮らしをしていた北沢あずささんの著書(※1)によると、刑務所内では毛抜き、かみそり類の使用は認められておらず、通常はボーボー状態のよう。

が、美意識の高い囚人たちは手でむしりとろうとするそうです。もちろん手でむしりとるのは至難のワザ。そこで活躍するのは“歯磨き粉”!

官物でもらう歯磨き粉は練り歯磨きではなく、昔ながらの粉歯磨き。これをひとつまみしたまま抜くと、驚くほどきれいに抜けるのです。(中略)どうやら粉に研磨剤が入っており、それが滑り止めの役目を果たしてくれるようです。

なるほど。美意識が生み出した先代の知恵なのでしょうね。またこのような歯磨き粉の使用法は禁じられているため、見つかったら懲罰対象。

そこで、毛を抜くときは複数の受刑者たちが見張りを立て協力し合うんだとか。そこまでして毛を必死に抜こうとしているなんて……!

こんな話を聞くと、自由の身で好きな道具でお手入れできる状況にあるくせに、おろそかにしてしまっていることを恥入る気持ちにすらなってしまいました。

 

またホリエモンは自身の鼻毛処理に困っているそうですが、ここで耳寄り情報!(といってもこの声は届きませんね。笑)

上記の研磨剤を使う方法のほか、約7年の刑務所暮らしをしてきたフリーライター坪山鉄兆氏は著書(※2)によると、刑務作業中に出た鉄くずでピンセット型毛抜きを作り、それで抜いていたそうです。

営繕夫の知り合いを作ると、もらえる確率がUPしそうですよ。

ちなみにホリエモンのツイッターによると、ホリエモンは刑務所内の何でも屋と呼ばれる衛生夫(雑役夫)の仕事についているようですね。

これは刑務所内でも人気の仕事だそうです。この仕事につくと事情通になれ、仮釈放率も高いのだとか。

 

刑務所の基本知識をもとにホリエモンツイッターを読んでいくと、さらに楽しめるようになるのでオススメですよ。それにしても、ほぼリアルタイムで刑務所ライフを知ることができる時代になるとは驚きです!

 

【知られざる刑務所世界シリーズ】

※ 覚えておきたい「塀の中」でのオシャレ事情

※ 塀の中での人気職業ベスト5とは?

※ 震災時でも秩序が保たれている「日本の刑務所」に関する秘密

※ 女子刑務所の性処理事情

※ ホリエモンに朗報?塀の中でも「金がものを言う」

 

【参考】

※1. 北沢あずさ(2003)『実録!女子刑務所のヒミツ―出所したばかりの元女囚が明かす! 』 二見書房(二見文庫―二見WAi WAi文庫)

※2. 坪山鉄兆(2009)『刑務所のカラクリ』 彩図社