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もうヤダぁ!彼氏のことが嫌いになった「だらしないエッチ」2つ

月島もんもん

月島もんもんM.Tsukishima

みなさんは、エッチしてるときに彼氏のことを「かっこいい!」と思っていますか?

「気持ちよすぎて、それどころじゃありません……」

なんておノロケはほっておき、かっこいいとは思わないまでも、「愛してる」ってことぐらい、強く感じたいですよね。せっかくエッチしてるんだから。

ですが、いくら大好きな彼氏でも、あまりにもだらしないエッチをされると、ムカつくどころか、嫌いになってしまうこともあるようです。

今回は、官能小説家の小川沙耶さんとともに、「彼氏のだらしないエッチが原因で、嫌いになってしまったことはありますか?」と銀座・新橋にて女子たちにインタビューしてきました。

 

■1:テレビを観ながら

「テレビをつけっぱなしでエッチすることが多く、気が散ってしまうので、消してほしいと言ってたんです。

でも、“俺はついてても観てないよ。オマエこそ集中しろよ!”なんて言われて。

テレビに気をとられちゃう、私がわるいのかな?なんて思ってたんです」(25歳/介護士)

—そんなことないでしょう。

「ところが、ある日、バラエティ番組を観ていたはずなのに、エッチの途中でチャンネルがサッカーに変わったんですよ! あれ?って思って、“ねぇ、番組変えた?”って聞いたら、“集中しろっ”と怒られて。

おかしいな、バラエティ番組が終わって、サッカーが始まったのかな?と思ったんだけど、時間的にやっぱり中途半端。それでも、集中、集中って、エッチに集中しようとしてました。テレビでアナウンサーが、“ここは集中の時間ですよ”なんて言ってて、ムカつきましたが……。

“ロスタイムのコーナーキック、この時間、一番気をつけたいですよ……”と、緊張を伝えてくるアナウンスに、私はどうしても気をとられて、イライラはピークに。

そして、“ゴーーーーーール!”の瞬間、彼氏が“うぉおおおお!”と雄叫びをあげたんです。

“やっぱり観てるじゃない!”って。本当にムカついて、本当に嫌いになりました。その後、3ヶ月くらいエッチはしなかったですね」

 

■2:電話しながら

「エッチの最中に、彼のスマホがなったんです。ニヤリとして、“声出さないようにしろよ……”と私に命じると、エッチしながら電話に出ました」(27歳/派遣社員)

—なかなかエッチなシチュエーションじゃないですか。

「“はい●●です。あー、どうも。○○さん。いつもお世話になっております”。エッチしながらも社会人として振る舞う彼。私は“ぅぅ……”と、声を押し殺していました。

“はい……。ええ。あ、その件はですね、上司と相談してご連絡差し上げると先日メールでも伝えてあったのですが……。

え!? は、はい。そ、それは、えーと、いつだったかな。ちょっとお待ちくださいね”

最初の余裕はなくなり、カバンを探し出す彼。しかし、エッチをやめようとはせず、私の腰をつかんで、一緒に移動させようと、ヨイショヨイショって感じでがんばってるんですよ。信じられます?」

—ちょっと笑っちゃうかもですね。

「“もういいから”って感じで離れようとする私を一生懸命につかもうとするから、無言で手だけが取っ組み合いになっちゃって。

結局、脚を使って離れて、私はすぐに服を着たんですけど……。もうエッチなんてする気はおきなくなってて。

大事な電話なのにエッチしながらとるのとかもムリだと思って。嫌いになりましたね」

 

彼氏のことが嫌いになってしまった“だらしないエッチ”のエピソードを2つご紹介いたしました。一緒に取材してくれた小川沙耶さん、いかがでしたか?

沙耶「テレビを観ながらとか、電話をしながらとか。“ながらエッチ”のエピソードが並びましたね。やっぱりエッチのときくらいは、お互いに集中するようにしないと、いけません。集中、集中。大事な時間ですよ」

 【取材協力】

※ 小川沙耶(おがわさや)・・・官能小説家、恋愛コラムニスト。女性のリアルな性と恋愛を描くためという名目で、現在も派遣OLとして週2回勤務中。いまいちやめどきがわからない。

 【画像】

Kaspars Grinvalds / shutter stock