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モラハラ警報!あなたの彼が「ナルシスト」である3つのサイン

山根ゆずか

山根ゆずかY.Yamane

ナルシストな男。

彼らは初めとても魅力的に映ります。

自身に満ち溢れ、周りの雑音に耳を貸さず、自分の目標に突き進む。現代にあってその姿はまるで戦国武将のよう。

あなたに狙いを定めたら、それこそ猪突猛進。あなたをモノにするために彼の持つあらゆる力、あの手この手を使ってかっさらいに来るでしょう。

女はそんな男に弱いもの。コロッと行ってしまった経験があるのは著者だけではないはずです。

でも、ナルシストというのは、“本当の自分を心の奥底にしまい込み、偽りの自分を演じてい””状態のこと。とてもナチュラルな状態とは言えません。

中には、好きな女性をモノにした瞬間別人と変わり果て、彼女を批判の対象にしてしまうナルシスト男も存在します。

そこで今回は、「もしかして私の彼ってナルシスト?」と警戒心を高めているあなたに、ナルシストが発する3つのサインをご紹介します。

 

目次

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■1: 例外的に何かしてもらうのが大好き

ナルシスト男は例外が大好き。自分だけが受けられる恩恵が大好物です。

「俺この店の常連だから閉店後何時までいても大丈夫なんだ」

など、ただ単に人の迷惑になるようなことを平気でします。ひどい場合は、会社の文房具を勝手に持ち帰ったり、交通ルールを激しく無視したり。

そして彼らは自分の馴染みの店、自分を特別扱いしてくれる店をこよなく愛します。

筆者が以前目撃したナルシスト商社マン。西麻布にあったとてもセンスのいいバーに連れて行ってもらった際、店員に「あれ、見ない顔だね。最近入った?」と言ったところ、すかさず「開店当時から勤務しておりました」と返され、さーっと青ざめていました。格好悪い!

 

■2: 人の会話に割り込む

ナルシストは自分の話が大好き。

だから、他の人が長々と自分以外のことについて話すのが嫌いです。普通の人は人の話に割り込むことを苦手としますが、ナルシストは逆。人の話を遮って、自分の話にすり替えてしまいます。

筆者の経験に照らし合わせると、ナルシストのこの習性が顕著に表れるのが意中の女性が一緒に話を聞いているとき。彼女に自分をよく見せたくて仕方がないため、他の男が自分の話をしているのが許せません。

「俺ならね……」

とすかさず割り込んでくる男には要注意です。

 

■3: 自分をより良く見せるために周囲の人を使う

ナルシストの心の中には「こうあるべき自分」のピクチャーがクリアに存在します。みんなから愛され、社交的で、セクシー。おまけにいい女が彼女でありながら遊び好きで男からもモテる。

このピクチャーを現実化するため、彼らは周囲の人間を利用します。外出時に多くの人間に囲まれるようにしたり、自分より外見が劣る男を集めて合コンに行ったり。自分の彼女には流行最先端のファッションを強制、それでいて自分のすることには口出しさせません。

「ナルシスト男のそばでだまって彼を引き立てる女を演じるなんて嫌!」

そう思うあなた。一度彼の言動や行動を否定してみてください。ナルシストな男は否定されるのが大嫌い。絶対に受け入れられません。

大した否定でもないのに異常に反応するようであれば彼はナルシストである可能性が高いでしょう。

 

いかがでしたか? ナルシスト男は、とっても意識が高いため、成功者であることも多いのが難点。仮にナルシストだったとしても、目をつぶってしまう女性も多いのです。

でも彼らは短期間の関係づくりには長けていますが、半年以上経ってくると化けの皮がはがれ出します。この手の男性とは、焦らず長めに付き合ってから将来を考えることをおすすめします。最悪の場合、モラハラ夫になりかねません。

 【画像】

Mayer George / shutter stock