「男性の看護師にはイイ男が多い」と米研究で証明される

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“ナース”といえば、みなさんはどんなイメージがありますか?

“白衣の天使”という表現があるように、女性的で優しいイメージが強いかもしれませんね。

しかし、米国で男子看護学生を対象に行われた研究によれば、男性看護師は男らしさと女らしさの両方を兼ね備えているのだそうです。

米国の科学情報サイト『Live Science』では、以下のように報じられています。(※1)

 

古いステレオタイプ的な考え方によれば、看護というのは女性の職業ですが、男性看護師は他の職業の男性よりも男らしいことが新しい研究でわかりました。

男らしさを測るテストで、男性の看護学校生は、他の男子学生よりも得点が高ったのです。

「看護師の仕事は、男らしい男性にとって魅力的なのです」

と、男性向け健康雑誌にて研究者らは述べています。

「男性看護師は女っぽいという迷信は改められるべきです」

研究によれば、長らく男性の看護師は女性的だという考え方があり、その考え方は大衆文化によってさらに強化されているとのこと。

ステレオタイプ的な考え方によって、男性が看護師の道に進むのをためらったり、その道を選んだ男性が不安や緊張感を覚えたりすることがあるかもしれません。

「効率的な医療を行ううえで男女が同数というのが最適なのに、こうした現象は不幸です」

と東テネシー州立大学の研究者ら。

今回の研究は、37の州から集めた109名の現役看護学生(女性81名・男性21名)を対象に実施されました。

なぜ学生を選んだのかというと、看護師としての職歴の長さによる違いを生じさせないためです。

被験者には、“愛情深い”・“立場をはっきりさせたがる”・“穏やか”といった30種類の特徴に関するリストを見せて、自分がそれらの特徴にどれくらい当てはまるか1~7の段階で答えてもらいました。

30種類の特徴のうち10の特徴は男性に典型的なもの、10の特徴は女性に典型的なもの、そして残りの10は性別には関係のないものです。

その回答に基づいて“男らしさ”・“女らしさ”を得点化したところ、男子看護学生の男らしさの平均点は5.3点(満点は7点)。他の専攻学生の平均4.9点を上回りました。

一方、男子看護学生は女らしさの得点も高く、平均で5.5点(他の専攻学生の平均は5.2点)だったとのこと。

男らしさ・女らしさ両方のカテゴリーで高得点をとれる人は両性具有的と分類することができます。

今回の研究は小規模で、全米を網羅しているわけでもないので、全ての看護学生に当てはまるわけではありません。

ただ、今回の結果についてみれば、男性看護師は男らしさも女らしさも兼ね備えて柔軟であるといえるでしょう。

 

厚生労働省の統計によれば、日本で男性看護師の割合は徐々に高くなってきているとはいえ、平成20年末でたった5%とのことです。(※2)

まだまだ少ない男性看護師ですが、実は男らしさと女らしさの両方備えているとのことなので、「強くて優しい人が好き!」という欲張りな女性にとって、男性看護師は狙い目かもしれませんよ。

 

【参考】

※1.Male Nurses More Masculine than Other Guys | Traits of Masculinity Higher in Male Nursing Students than Other Majors | LiveScience

※2.平成20年保健・衛生行政業務報告-厚生労働省