2016年10月19日掲載

歯磨きが命とりに!? キスが遠のく「キス前のNGエチケット」3つ

月島もんもんM.Tsukishima

1：直前に歯磨き

「そろそろキスだな……という雰囲気になっているのに、“あ……。さっき食後に歯磨きしてない！”と気になりすぎ、“ちょ、ちょっと待っててね”とトイレに駆け込み、歯を磨いてからキスしようとする。これはちょっとナシですね。

歯磨き後には、歯磨き後の、爽やかな香りがあります。多くはミント系ですよね。“あ、歯磨きしてきたな”というのは、わかります。特にキスしようとしたら。

その“わざわざ感”が、キスの雰囲気をぶち壊しますよね。爽やかな香りで、爽やかな気分になっちゃうかもしれません。

恋愛中のキスって、そんな爽やかなムードではなく、もうちょっと濃密な夜のムードですからね」

「夜にデートで、お昼にニンニクを避けるのはエチケットだと思いますが、デート中にニンニク料理を避けるのはナシですね。

ふたりで食べてしまえば、ニオイはさほど気になりません。ふたりで食べようと言うのに、遠慮してしまえば、逆にその後になにかあるのかと勘違いする男性もいるでしょう。

また、ニンニクは滋養強壮に非常に効きますから、平たく言うと、ムラムラしやすくなるんですよね。キスしたいエネルギーの源は、言うまでもなくムラムラですから、それを避けてしまうのは、キスにとっては損しかありません」

「キスを意識して、歯磨きの時間がとれないので、ガムを噛む人もいるかもしれません。絶対にNGではないのですが、気をつけなければならない点が2つあります」

「ガムを噛む際に、くちゃっくちゃっと普段よりもくちゃらーになってしまう人は、結構います。口から出る音に嫌な感情をもたせてしまっては、“キスしたいな”なんて気分は起こさせることができないですよね。

勝負のときなので、嫌な音をさせないよう細心の注意を払い、なおかつ、かわいい感じで噛みましょう。結構、気を使いますよ」

「ガムを噛むとき、一緒にいる男子に“食べる？”と聞かずに、ひとりで噛んじゃう人がいますが、これはNG。

もしかしたら、“ガム食べる？”と聞くと、“キスしたいのかな？”と思われ、恥ずかしくて聞けないのかもしれませんが、それでもダメです。というか、そう思わせるのは効果的なので、積極的にあげましょう。

ふたりで噛んでいれば、NG1の“くちゃらー”と思われる可能性も減ります。相手も噛んでいれば、さほど気になりなくなりますからね。

それに、ガムをひとりで噛んでいる姿は、生意気そうにも見えてしまいますよ」

キス前のNGエチケットを3つ紹介していただきました。意外と、してしまいそうなことが多かったですよね。普段は鈍感な相手でも、“キス前”はさすがに敏感になっているはず。ぜひ気をつけてくださいね。

【取材協力】

小川沙耶（おがわさや）・・・官能小説家、恋愛コラムニスト。女性のリアルな性と恋愛を描くためという名目で、現在も派遣OLとして週2回勤務中。いまいちやめどきがわからない。著作に『女性社員から「きもい」と言われない働き方』ほか、多数。