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突然の元カレの電話に困惑…「女と全く違う」男の心理&脳の仕組み
さとうけいK.Sato
1:マルチタスクNG、脳のスイッチの切り替えが必要
女性は、一度にいくつものことをこなすマルチタスキングが得意ですが、男はこれが苦手です。
男の脳は、一度に一つのことにしか集中できない仕組みになっていて、何か一つ大きな事を済ませたら、次の事に移るために脳を空っぽにする必要があるのです。
筆者は、アメリカ在住時代に同棲していた彼氏がいたのですが、「仕事から帰って来たら、しばらく話かけずに一人にしてほしい」と言われたことがありました。
なんでも、仕事からプライベートにスイッチを切り替えるために、脳を空っぽにしたいと言うのです。
元カレは、仕事から帰るとパソコンに電源を入れてニュースをチェックしたり、30分程テレビを見たりしていました。
そして、しばらくすると筆者の一日がどうだったから尋ね、会話を始める……という流れでした。
スイッチは人それぞれだが
ちょっとの間一人にしてあげると、驚くほど男はお喋りになったり、優しさや愛情を示したりするようになります。
男が、脳のスイッチをオン&オフするタイミングを見極められたら、
・相手が話したくない時に会話を始めて話が盛り上がらない
・せっかく伝えたことが右の耳から左の耳へ抜けていく
などの心配がなくなるのではないでしょうか。
2:感情のタイムフレームが長い
女性は、その時の感情を口にして、“その瞬間”を生きているところがあります。
ところが男性は、感情を長いタイムフレームでとらえるので、交際している女性のことが好きでも、なかなか愛の言葉を発しない傾向があります。
感情のタイムフレームの違いは、
「女の恋は上書き保存で、男の恋愛はフォルダ保存」
だと言われる所以にもなっています。
女は、新しい恋が始まると昔の男を忘れてしまいますが、男は、今まで付き合った女性を簡単には忘れません。
とっくに女が次の恋に進んでいるというのに、別れてから半年後や1年後に、いきなり元カレが連絡してくることがあるのは、感情のタイムフレームの違いのせいです。
気持ちが冷めた元カレからの連絡あるある
かくいう筆者も、前出の元カレが、別れてから何年も経ってから連絡してきました。
今から1年半ほど前に、筆者の母が亡くなった2日後というタイミングで元カレが連絡してきたこともあり、気落ちしていた筆者は、仕事で日本に来ていた彼と久しぶりに再会しました。
かといって、彼への気持ちが復活することはありませんでしたが、元カレは別れたことをずっと後悔していたそうで、久々に筆者と会ったことで気持ちが再燃した様子でした。
その後メールが何通も来て、その再開から半年後に再び彼が日本に来て、日本に語学留学したいとまで言い出す始末……。
ですが、筆者にしたら「何を今さら!」といった気持ちにしかならず、「自分の人生に彼が必要か?」と自問自答した時に答えが“NO”だったので、彼のメールに返信するのをやめてしまいました。
この他にも筆者の周りで、とうの昔に元カレへの気持ちなんて冷めてしまっているのに、元カレが追いかけて来た……というパターンをよく耳にします。
フラれた場合の対処法
これを踏まえると、もし彼氏にフラれても、男女の感情のタイムフレームの違いを計算に入れて、彼にすがりついたりせずに、しばらく時間を置いてみましょう。
そうすれば、後悔した元カレが追いかけてきたり、連絡をくれたりする可能性は低くありません。
「男は火星人で女は金星人」だなんて言われるぐらい、男と女って違うんですよね。
そんな男女が上手くやっていくには、お互いの違いを理解して、上手に対応していくことが欠かせません。ぜひ、参考にしてみてくださいね!
【参考】
9 Secrets about the Way Your Man’s Mind Works ‐ all women stalk