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効果バツグン!男を褒めるときに使いたい「いちばん」に変わる言葉

大山奏

大山奏K.Ohyama

男はみんなに褒められたい?

雅さんによれば、男はみんなから褒められたい願望が強いといいます。

「男が“いちばん”って言葉に弱いことは、みなさんもうご存知かと思います。もちろん最初のお客様なら“いちばん”という言葉で褒めることもありますが、ホステスの仕事などをしていると“またまたぁ~、雅ちゃんならもっといい男たくさん知ってるでしょ”と流されてしまうこともしばしばです。

そこで、男はみんなから褒められたいという心理をうまく利用する言葉を使うんです」

ーーそれはずばり、どんな言葉ですか?

「ずばり言ってしまうと、“この前席についた○○さんも褒めてましたよ”っていう言葉です。一般的に使うとすると、“みんな言ってるよ”や“○○さんが言ってたよ”などがいいでしょうね」

ーーこれを使ったときの反応はどんなものが多いですか?

「実際に使うときには、

“○○さんって頼りがいがありますよね”

“いやいや、みんなに言ってるんでしょ”

“いいえ、そんなことないですよ。それに○○ちゃんも頼りになるって言ってましたよ!”

という感じの会話にします。

もちろん褒める内容は人それぞれですが、相手は複数の人から同じ部分を褒められていると感じるとかなり喜びます。反応として多いのは、“えぇ! 本当? なんか照れるなぁ”というものですね。他には、“あぁ、じゃあ自信持っちゃおうかな”などです」

なるほど。男を惚れさせるのがお仕事のプロの人から言われても、男性は信じて喜んでくれるんですね。これは使いがいがありそうです。 

ライバルより上にいたい!

さらに雅さんは男性の、「ライバルより上にいたい」という心理も利用できるといいます。

「男性を褒めるポイントとして、他の男性を引き合いに出すと言うものもあります。たとえば、その人が上司と一緒に来ていたら、“○○さん(上司)より、あなたのほうが素敵ですね”などと、上司がトイレに立った瞬間などに伝えるのです。

そうするとたいていの男性は、一気に自分に好意を持ってくれます。一般的に使うとすれば、“○○さんよりスゴイ”“今までの彼はしてくれなかった”などと言うといいと思います」

ーー闘争本能をくすぐるわけですね。

「そうですね。男性ってとにかく自分が上にいられると喜びます。なので、好きな男性がライバル視している相手を探ることも重要ですよ」

好きな相手の好みの女性ばかりを気にするのではなく、ライバル視している男性を知ることで、意中の男性の気持ちを掴む! 知っていればかなり利用できそうです。 

いかがでしょうか? いつも同じ褒め言葉ばかりしか思いつかないという人は、次にぜひこの技を使ってみてください。彼の気持ちがグッと近づくかもしれませんよ。

 

  

【取材協力】

雅・・・新宿歌舞伎町にあるお店で働いているホステス。ハプニングバーで働いたことからMな男性を操るのが得意。容姿端麗で留学経験をもつ才女。モットーは「お酒を操る女はモテる」。