衝撃の研究結果…なんと「歩くのが遅い人は寿命が短い」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存

みなさんはデート中、「男性の歩く速度が速くて一緒に歩くのが大変だった」なんて思いをしたことはありませんか?

特に初めてのデートだと気合いが入って、ついつい高いヒールを履いてしまって、なかなか速く歩けない女性は多いのではないでしょうか。

そして男性側も、初デートだとそこまでは気付いてくれないもの。最初から歩く速度を女性に合わせてくれるなんてことは、ちょっと少ないかもしれません。

女性にとって、男性と歩く時は特に気になりやすいこの“歩く速度”について、実はそこから寿命が予測できる……。アメリカでは、そんな研究がされているそうです。

運動をしている方がいいということなのでしょうか? アメリカのニュースサイト『Livescience』から、寿命を予言する研究についてお送りいたします。

 

なんと、毎秒1メートル以上の速度で歩くことの出来る高齢者は、同年代で同じ性別の場合、歩く速度が遅い人よりも確実に長生きであることが判明しました。

ピッツバーグ大学医学部のステファニー・ストデンスキー教授は、「人間が動く速度は、その人の活力と健康を如実に表しています」と言って、更に下記のように説明しています。

「身体自身が、自分にとってベストな歩く速度を選んでいます。その速度が“自分の健康指標”になるというわけです。

あくまで“指標”なのであって、これからウォーキングを始めて歩くのを早くしたからといって、いきなり寿命が延びるというものではないのです。

基盤となる健康上の問題に取り組む必要があることには変わりがありません」

ストップウォッチ片手に早歩きの練習をしようかと思ったのですが、どうやらこれを読む限りでは、そういうものではないみたいですね。

 

この研究は、既存の9つの研究を分析したもので、およそ3万4,500人の生存率と歩く速度、性別、BMI(身長を体重の2乗で割った指数)、病歴の調査を基にしています。

人間の歩き方と歩く速度は、その個人のエネルギーと運動を制御し協調する能力によって決まります。そして運動の制御と協調は、心臓血管、神経、筋骨格など複数の身体システムが適切に機能している必要があります。

歩くなんて単純な運動に見えますが、実は体内の複雑な機能が、なめらかに動かないと出来ない運動だということですね。

このため、年齢や性別よりも、歩く速度の方が正確に寿命を表しうると研究チームは考えています。一周4メートルのトラックを歩く速度に基づいて、今後10年の生存率をかなりの確率で予測できるとのこと。

また、平均寿命の人の歩く速度は、たいていの年齢層で男女とも“1秒あたり0.8メートル”だそうです。具体的な数値を出されると、余計に自分の速度が気になってしまいますね!

ステファニー教授によるとこの研究は、たくさんの具体的な応用方法があるそうです。例えば、高齢者にとって、安価で迅速な健康チェックとなりえることや、医師にとっては、患者の生活の質を確認し、改善策を提供することに役立つことなどがその例だそうです。

 

いかがでしたか?

寿命や生存率なんて言葉を聞くと気軽に歩けなくなりそうですが、高齢化する日本でも“安価で迅速な健康チェック”は必要ですよね。

その時に慌てないためにも、今のうちからなら、しっかり歩いておいてもいいかもしれません!

 

【関連記事】

How Fast You Walk May Predict How Long You’ll Live | LiveScience