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遠距離から同棲へ…しかし!? 「起こりがちな悲しいトラブル」2つ
さとうけいK.Sato
1:先走りがち!
なかなか二人が会えない遠距離恋愛は、お互いへの恋心が募るあまり気持ちが先走りしがち……。
離れているのが嫌で、「じゃあ一緒に住もうか」という話になりやすいもの。
しかし、毎週末会える近場恋愛のカップルとは違い、遠距離恋愛のカップルはお互いのことを十分知らない可能性があるし、それだけに期待を抱きすぎて相手を見誤っている可能性もあります。
筆者の女友達の一人で、フランス人旅行者と大阪で出会い遠距離恋愛を始めた人がいます。
旅先で始まった恋って運命的なものを感じやすいし、相手の男性も彼女に夢中になり、彼女が一度フランスに住む彼を訪れた後に、現地に移住して同棲を始めると言い出したのです!
スカイプで毎週会話をしているとはいえ、二人が実際に一緒に過ごした時間は短すぎますよね。
当然ながら、そんな状態で移住&同棲という大きなステップを踏むことにした彼女に、周りは「オイオイ大丈夫か!? ちょっと先走りしすぎじゃないの?」と心配しました。
しかし、恋に目がくらんで周りの意見など耳に入らない彼女は、アッという間に移住の準備を進めてフランスへ飛び立ちます。
ところが、“恋は盲目”状態の二人がラブラブだったのは最初の1ヶ月ぐらいで、後は言葉の問題やフランスに馴じめない彼女がホームシックになり、3ヶ月もしないうちに帰国することに……。
アツ~い恋に先走ってしまったばかりに、彼女は今まで住んでいたマンションや仕事も諦め、再度日本での生活を立て直すハメになってしまったのです。
相手と距離があると否が応でも気持ちが盛り上がってしまいますが、少し気持ちを落ち着けて現実的になることが大切ではないでしょうか。
2:相手を頼りすぎる
遠距離恋愛から同棲に移行する時って、どちらかがパートナーの居住地に引っ越して一緒に生活を始めるパターンになりますよね。
その場所に住んでいる方は、すでに仕事があり友達もたくさんいて、特に生活に大きな変化は起こりません。
しかし、引っ越して来た方は、新しい仕事を見つけて人間関係を新たに築かなければならず、かなり変化を強いられる立場に置かれます。
そうなると、精神的にも経済的にもパートナーにドップリ頼るようになり、いつの間にか相手にとって重~い存在に……。
こんな関係になったら二人が上手くいくことはまずないので、もしあなたが彼の居住地に引っ越すのなら、前もって仕事のメドを立てておくとか、ちょっとした知り合いがいるなら連絡を取っておいて、引っ越した後に自分の人間関係を広げられるように下地作りに励みましょう。
「私が引っ越して来てあげたのだから」という態度でいたら、彼は同棲生活を楽しむ前に、あなたへの責任で押し潰されてしまいます。
あまり彼に寄りかからずに済むように、「引っ越して同棲を始めても、頼れるのは自分だけ」ぐらいに構えておいて丁度良いぐらいです。
いかがでしたか!?
そうではなくても、誰かと一緒に暮らすって大きなチャレンジなのに、遠距離恋愛からとなるとますます問題が生じやすくなります。
「元の生活を捨てて引っ越して来るんじゃなかった……」なんて後悔しないようにも、ぜひ参考にしてみてくださいね!
【参考】
Going From a Long-Distance Relationship to Living Together – Classroom