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AB型とB型は要注意!実は血液型が脳卒中に関係していた

2011/12/11 18:00  by   | ニュース, 自分磨き

女性の中には、「あの血液型の男性だけは嫌」と苦手な血液型を持つ人もいますよね。

そんな血液型について、なんと脳卒中リスクに関係するかもしれないという研究結果がこの度発表されました。

血液型別の性格診断などが身近な日本人と違って、自分の血液型も知らない人が多いアメリカでの研究ですが、いったいどの血液型がリスク大なのでしょう。

アメリカの全国紙USA TODAYのニュースサイトから、衝撃の発見をお送りいたします。

 

まず結論ですが、“AB型の人、B型女性は、O型の人に比べて脳卒中リスクがやや高い”とのことです。アメリカ人に一番多い血液型はO型だそうですが、ドキッとした方も多いのではないでしょうか。

正確に言うと、この研究で血液型と脳卒中が関係することが証明されたわけではありません。A、B、AB型は、血栓や心臓発作のリスクが高いという別の研究結果が存在します。

O型は、出血リスクが高いのですが、これは裏返すと血栓が出来にくいということであり、血栓が原因となる脳卒中のリスクは低いということになります。

研究チームリーダーで、ハーバード大学医学部の関連病院ブリガム・アンド・ウィメンズ病院予防医学部長のジョアン・マンソン医師は、次のように説明しています。

「血液型が慢性疾患のリスクに関係があるということの証拠は、日々発見されています。まだ警戒を呼びかける、因果関係を明らかにできるなどの段階には至っていませんが、知っておいていただいて悪いことではありません」

ジョアン医師はさらに、自分の血圧とコレステロール値に関心を持ってもらうための、もう一つの要因となると思うと話しています。

 

この研究は20年以上をかけて、9万人の男女を観察・分析してきた結果であり、2901件の脳卒中の観察を含んでいます。

これらの脳卒中は、高血圧などの他の要因も考慮に入れた上で下記のような特徴があると、研究チームは発見しました。

・AB型の男女は、O型に比べて26%脳卒中リスクが高い

・B型の女性は(男性は除く)、O型に比べて15%脳卒中リスクが高い

これはどういうことでしょうか。

ジョアン医師によると、血液型は、赤血球表面のたんぱく質によって決まります。そして生後まもなく、血液型に従って免疫システム反応のパターンが決まります。

ある血液型では赤血球が凝集しやすく、血管の内側に貼りつきやすい特徴を持つのだそうです。

つまり出血には強いパターンがアダになって、血栓が出来やすく、その結果脳卒中リスクが高いということなんですね。

デューク大学脳卒中センターのラリー・ゴールドシュタイン医師は、次のように説明しています。

「このシステムは人為的に変化させることは出来ません。また、これを起こしているのが、血液型そのものなのか、他の遺伝子なのかもまだ判明していないのです」

血液型の世界は、まだまだ奥が深いようですね。

 

いかがでしたか? 脳卒中についてゴールドシュタイン医師は、「血液型よりも重要なリスクは、他にたくさんあります。喫煙、飲酒、運動過少などです」と血液型のリスクのみを重視することに慎重な姿勢を取っています。

血液型のみに注意することは慎むべきですが、運動や禁煙などの機会にするのはいいかもしれませんね。

 

【参考】

Blood type may affect stroke risk – USATODAY.com

図録 血液型の国際比較 – 社会実情データ図録 Honkawa Data Tribune

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