「恋愛経験が多い=結婚できる」ではないことが判明する

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世間では、婚活がひとつのブームのように取りざたされています。

結婚したくても、さまざまな理由でできないというひとがたくさんいます。将来が不安だから、出産後も働き続けられないから、などなど。

でもこれは、あくまで恋人がいるのに結婚しないというひとの話。結婚するためには、まず相手が必要ですよね。

では、恋愛経験豊富なひとの方が結婚しやすいのでしょうか?

 

■異性の友人と恋人との関係

中央大学の山田昌弘が、“日本の未婚者の実情について”を調査しています。

それによると、男女とも恋人がいるひとほど異性の友人が多く、反対に恋人がいないひとほど異性の友人が少ない傾向にあることがわかりました。

これは、異性の友人の存在が、交際相手との出会いの機会につながっていると考えられます。

また、異性の友人とのあいだで形成された異性に対するコミュニケーション能力が、異性との恋愛関係形成に役に立っているとも考えられます。

 

■恋愛経験からみる結婚パターン

恋愛経験がないひとほど独身でいる傾向があることは、容易に想像がつきます。そして、年齢の上昇とともに男女とも結婚していくということを前提に考えれば、独身のひとの割合は年齢の上昇とともに減っていくはずです。

じっさい、山田の調査によると、男女とも20代前半では恋愛経験の数が低く、恋人のいないひとの割合は他の年齢層に比べて高いこと、20代後半でつきあった人数や経験が増えることがわかっています。

しかし興味深いことに、女性は年齢の上昇にともなって人数や経験が増加していくのに対して、男性では30代後半で人数や経験が低下するのです。

この結果は、男性はつきあった経験が結婚に結びつきやすいこと、しかしながら女性ではつきあった経験と結婚が結びつかないことを意味しています。

そして、男性の結婚のチャンスは恋愛経験に比例しますが、女性は恋愛経験がなくても結婚のチャンスがあるものの、恋愛経験と結婚には関係がないことを意味しています。

山田はこの結果について、もてる男性は結婚可能性が高いが、もてる女性は結婚可能性が高いとはいえず、男性が恋人経験がない女性を結婚相手に選んでいる可能性があると考察しています。

 

いかがでしたか? 恋愛経験が豊富だからといって、かならずしも結婚に結びついていないのです。

恋人がいるから自然と結婚するんだろうなというのではなく、結婚に対してはしっかりとした婚活への取り組みが必要なのかもしれません。

 

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【参考】

※ 山田昌弘(2010)『日本の未婚者の実情と、婚活による少子化対策の可能性』 クォータリー生活福祉研究