犯罪心理学者に聞いた身近な「ストーカー男」の特徴5つ【前編】

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特定の人物をターゲットとして、執拗につきまとうストーカー行為。2011年12月に発生した“長崎ストーカー殺人事件”のように、ストーカー犯人が取り返しのつかない結果を引き起こすこともあります。

長崎の事件でもそうですが、ストーカー行為は、男性が元交際相手に対して行うというケースがかなり多いです。あなたは、別れたあとにストーカー化する男を見抜くことができますか?

悲惨な事件に巻き込まれないために、犯罪心理学者の越智啓太先生にストーカー男の特徴についてお話をうかがいました。5つの特徴のうち、今回はまず日常生活で垣間見える3つを紹介します。

 

■1:見栄っ張りで女性からモテないわけでもない

ストーカー男といえば、モテないから女性への執着心が強いというイメージがないでしょうか? ところが、越智先生によれば、実はストーカー男は必ずしもモテないわけではないとのこと。

ストーカー男の特徴として見栄っ張りという点が挙げられます。つまり、実際以上に自分をよく見せることに余念がないので、ストーカー男の見せかけの魅力にコロッとだまされる女性も少なくありません。

 

■2:同年代や年上の同性との人間関係は希薄

上でも述べたように、ストーカー男は見栄っ張りなので、自分を大物に見せるための嘘をつく傾向があります。

ストーカー男の虚勢を見て、「この人すごい!」という錯覚に陥る女性はときどきいますが、同性からすれば、ストーカー男は単なる“鼻持ちならない奴”でしかありません。

このため、ストーカー男は友人が少なく、また年上との折り合いも悪いことがしばしばです。

その一方、年下の同性からのウケは意外と悪くありません。年下であれば、ストーカー男の大風呂敷が通用する余地があるからです。

また、ヨイショされるのに気を良くして、奢ってあげたり面倒見がよかったりする一面もあるので、後輩や下級生を引き連れていることもあります。

 

■3:自己愛が強すぎる

ストーカー男の特徴として、自己愛が強すぎるという点も挙げられます。

“自分は絶対無比の特別な存在”という意識があり、自分以外の人間の長所を認めることができません。自分が褒められると単純に喜びますが、他人が褒められると機嫌が悪くなるのです。

「でもあいつって意外と腹黒いところもあるよね」などと、褒められた人の悪口を言い出すことすらあります。

本当に自信があって、心に余裕がある人であれば、他人の良さも素直に認めることができますし、ましてや悪口を言うなんてことはないでしょう。

上でも述べたように、ストーカー男は自分を大物に見せるのに長けていることがありますが、本当の大物とストーカー男を見分けるためには、目の前で他人を褒めて、そのときの反応で判断するといいかもしれません。

 

まずは、ストーカー男の3つの特徴をお届けしました。あなたの身近にもストーカー予備軍が潜んでいるかもしれませんね。

ストーカー男の見せかけの魅力に引っかからないよう、注意しましょう。次回【後編】では、不幸にもストーカー男と付き合ってしまった場合に見られる特徴ふたつについて解説します。

 

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【取材協力】

法政大学文学部心理学科 犯罪心理学研究室 越智啓太

【画像】

by.Nicholas Kennedy Sitton