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一目惚れのメカニズム解明…最初の1分にアレすればOK?

2012/03/16 13:30  by   | 自分磨き

一目惚れの経験、誰にでも一度はありますよね。しかし、どうして一目惚れするのでしょうか。

その男の子の外見がかっこいいからと、どうしても見た目に理由を求めてしまいがちなのですが、別の理由があきらかになりました。

それも、女の子の好みというよりも、男の子の行動に秘密が隠されていたのです。


■求愛としてのコミュニケーション

初対面の男女にとって、相手を知ることはとても重要です。進化心理学的な相手を好きになることの目的は、繁殖。

つまり子孫を残すことです。

もし、相手のことをよく知らないのに、好意や関心を伝えてしまうと、相手は素性を隠して繁殖できるように行動してしまいます。

わかりやすく言えば、ある男の子に外見がかっこいいからという理由だけで「好きかも?」という雰囲気をだしてしまうと、本当は彼女がいるのに隠したりして一夜を共にしようとするんです。

繁殖とは、子どもを産み育てるということ。実際に妊娠し出産するのは女の子です。

つまり、女の子は繁殖に関するリスクを男の子以上にもつことになります。

できるだけより良い子孫を残すため、理想的な遺伝子をもち、そして子どもを育てるうえで守ってくれる男の子と繁殖しようと考え、女の子の方が男の子に比べ、相手を選ぶのに慎重になります。

そのため、もし好意をもった場合、女の子の方が男の子より相手への関心を隠しつつ、相手の情報を引き出すのだと考えられてきました。

また心理学では、人が他者に好意をもつと、態度や行動が同調することが知られています。

つまり、好意をもった側がその対象と同じ態度や行動をとるんです。

そのため、男女のコミュニケーションの主導権は女の子が握っていると考えられてきました。


■本当に女の子が主導権を握っているのか?

しかし、これには疑問が残ります。

というのは、時として女の子が意図していないのに男の子から性的に誘惑されることもあるからです。

本当に、女の子が主導権を握っていれば、そんなことはおこらないはずです。

この点をあきらかにするために、東京大学大学院の坂口菊恵氏は、初対面の男女が同じ部屋に居合わせた場合の10分間のコミュニケーションについて実験をしました。

具体的には、同じ部屋で待たされた初対面の男女の、10分間のうちの最初と最後の1分間のそれぞれの行動と、相手に対する関心の関係についてです。

すると、最初の1分間において、相手への関心が動きの同調にみられました。

つまり、初対面であるにもかかわらず関心をもった相手に対して、相手と同じ行動をとったのです。

この場合の相手と同じ行動とは、視線の動きやうなずき、手や頭の動きなどです。

男女別に詳しくみると、女の子は最初の1分間でよく動いた男の子に対して関心をもつことがわかりました。

坂口によれば、男の子に対して関心をもった女の子が男性をコントロールした証拠はありませんでした。

つまり、女の子が主導権を握っているという従来の説が否定されました。

 

なぜ、女の子は最初の1分間でよく動いた男の子に対して関心をもってしまったのか。

一般的に初対面の相手に対しては最初、相手に対する好意的な態度や行動を示すといわれています。

つまり、よりよく動く男の子ほど好意を女の子に伝えやすくなるわけです。

そして女の子は、この最初の情報を手掛かりに男の子を評価し、好意や関心をもち、男の子の行動に同調してしまったのです。

第一印象が大事といわれますが、それは見た目だけの問題ではないんです。態度や行動も大事。

とくに、勝負である最初の1分間には気をつけたいものです。

 

【初対面ネタ】

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【参考】

※ 坂口菊恵(2003)『Movement Synchronyにみる好意のシグナル : 女性のリスク認知がおよぼす影響』 電子情報通信学会技術研究報告

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