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精神科医に聞く!五月病を解消して幸せになる方法9つ【1/3】

2012/05/02 12:00  by   | 出会い

先のことはあまり考えたくないと思いますが、楽しいゴールデンウイークが過ぎると、また戦いの日々が始まりますよね。ゴールデンウイーク明けといえば、「会社に行くのが気が重い」「学校に行きたくない」といった“五月病”発症の季節です。

五月病になると、気分の落ち込みだけでなく、不眠や食欲不振など、心身にさまざまな辛い症状が現れます。

「あ、もしかして五月病?」という症状が現れた場合には、これをどのように解消すればいいのでしょうか? 精神科医の奥田弘美先生に9つの解消法を教えていただきました。

今回はそのなかから、食生活の注意点を3つお届けします。

 

■1:タンパク質を毎食しっかりとる

数年前から、恋愛に慎重な人を“草食系”などと称する傾向がありますが、男性も女性も食生活まで草食系になってしまっては、心身の疲れがとれません。

五月病の原因は心身の疲れの積み重ね。その改善のためには、疲労回復に必要なアミノ酸を摂取する必要があります。アミノ酸が豊富に含まれる肉、魚、卵といったタンパク質食品を毎食しっかりとりましょう。

特に、ラーメンやパスタなど麺類好きな人は、タンパク質不足に陥りがち。麺類はなるべく1日1食にとどめ、ラーメンなら卵やチャーシューをトッピングする。パスタなら肉や魚介がたっぷり入ったものにするなど、“毎食タンパク質”を意識するようにしてください。

 

■2:野菜や果物も一緒に食べる

とはいえ、肉や魚ばかり食べていればいいわけではありません。タンパク質ばかりでは、疲労回復に必要なアミノ酸が効率よく身体に吸収されにくいからです。

野菜や果物に含まれるビタミン・ミネラルは、タンパク質のスムーズな代謝・吸収を助けてくれます。

食事は外食やコンビニ弁当がメインというかたは、ぜひサラダやデザートのフルーツをメニューに加えるように心がけましょう。

 

■3:甘いもの、カフェイン、アルコールは控え目に

よく脳が疲れているときには甘いものをとる人がいますが、スイーツは血糖値が急激に上昇したあと急激に下がってしまうため、疲労感を倍増させるおそれがあります。

甘いものに目がないという人は、スイーツを我慢するとかえってストレスがたまるので、全面禁止にする必要はありませんが、少量をお楽しみ程度に摂取するようにしましょう。

また、コーヒーや紅茶、緑茶に含まれるカフェインは、脳にダイレクトに作用して、交感神経を緊張させるはたらきがあります。シャキッとしたいからカフェインをとるというかたは多いでしょうが、頼り過ぎは考えもの。脳を過度に緊張させて、疲れがたまる原因になります。

カフェイン飲料は1日に3杯程度まで。特に、午後5時以降は、カフェインフリーの飲み物に意識的に切り替えましょう。

さらに、新社会人になってアルコール量が増えたというかたもいるのでは? ビール2缶程度を楽しむくらいならいいのですが、ストレス解消のためのヤケ酒や、就寝前の飲酒はよくありません。脳が十分休息できなくなり、気持ちの憂うつさや疲れがますますアップすることにつながります。

 

まずは、五月病解消のために、食生活で気を付けたいことを3つお届けしましたがいかがでしたか? 次回は、食生活以外の面で気を付けることをさらに3つ紹介します。

 

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【取材協力】

奥田弘美・・・精神科医・産業医・執筆家。現役医師として臨床診療や産業医活動を行いながら、メンタルヘルスケアやセルフケアをテーマとした執筆・講演も積極的に行っている。近著には『心を元気にする処方せん』(保健同人社)、『精神科医もやっている うつが逃げ出す50のコツ』(青春出版)など。

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