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精神科医に聞く!五月病を解消して幸せになる方法9つ【2/3】

2012/05/02 13:00  by   | 出会い

前回の記事では、辛い五月病を改善するために食生活で心がけることを3つお届けしました。

今回は引き続き、精神科医・奥田弘美先生のお話をもとに、食生活以外の点で気を付けることを3つ紹介します。

 

■4:7時間以上、“夜”に眠る

睡眠不足はメンタルの大敵。ただでさえ、四月からの新生活で脳はフル稼働なのに、睡眠不足で脳の疲れがたまった状態だと、五月病の症状を引き起こしやすくなります。

こうした脳の疲れを解消するためには、十分な睡眠をとることが最適。できるだけ午後11時~12時までにはベッドに入り、7時間以上睡眠をとるようにしましょう。

GW期間中に昼夜逆転生活を送るようになり、夜なかなか寝付けないというかたもいるかもしれません。そういうかたは、ベッドに入る1、2時間前から“睡眠モード”に切り替えることをオススメします。

たとえば、睡眠モードに入ったら、熱い湯の入浴はなるべく避けること。熱い湯で入浴すると交感神経のはたらきが活発になって、寝付きが悪く、眠りが浅くなりがちなのです。寝る前に入浴したいのなら、ぬるめのお湯で短時間に済ませましょう。

また、同じく交感神経のはたらきを活発にするゲームやネットもご法度。睡眠モードに入ったら、IT機器はオフにするように心がけましょう。

さらに、夜眠れないからといって、昼寝するのもよくありません。まぶたが重くて仕方がない……という場合にも、昼寝は1時間以内におさめるようにしてください。

 

■5:自分だけのリラックスタイムを確保する

五月病は、人と会うことの気疲れや緊張の積み重ねも原因のひとつ。こうした気疲れ・緊張は、慣れない職場の上司や取引先だけが元凶ではありません。実は、親しい友人と会っているときにも心のどこかで気を使って緊張がたまるもの。

なので、こうした緊張を緩めるために、自分のペースでゆったり過ごせる時間を毎日確保することが大切です。

最近は、家にいても常にパソコンや携帯で誰かとつながっていないと気が済まないという人が増えています。しかし、こうしたプライベートの過ごし方は、心のエネルギーを消耗しかねません。

心身の不調を感じている人は、1日に1時間。せめて30分でもパソコンや携帯の電源をオフにして、誰にもじゃまされないひとときを設けることが必要なのではないでしょうか。

 

■6:新しい変化は起こさない

五月病は、心のエネルギーが底をつき始めているという警告のサイン。こういうときに新しいことを始めたり、変化を起こしたりすると、さらに心のエネルギーが枯渇してしまいます。

仕事も少し落ち着いてきたし、気晴らしも兼ねて新しい習い事でも……というかたもいるかもしれませんが、気分の落ち込みなど五月病の症状が現れている人にはオススメできません。症状が治まるまでは“待った”が正解。

また、五月病の症状がある場合にはダイエットを始めるのもよくありません。ダイエットは正しい方法で実践してもストレスが伴いますが、さらに過激なカロリー制限など間違った方法をとると、栄養面でも問題が生じ(食生活の注意点は前回の記事を参照してください)、五月病の症状をますます悪化させることになるでしょう。

 

前回に引き続き、今回も五月病の解消法を3つお届けしましたが、いかがでしたか? 日常生活のちょっとしたことが、五月病の解消につながるのですね。

次回は、残り3つの解消法を紹介します。

 

【五月病シリーズ】

※ 精神科医に聞く!五月病を解消して幸せになる方法9つ【1/3】

精神科医に聞く!五月病を解消して幸せになる方法9つ【2/3】

精神科医に聞く!五月病を解消して幸せになる方法9つ【3/3】

 

【取材協力】

※ 奥田弘美・・・精神科医・産業医・執筆家。現役医師として臨床診療や産業医活動を行いながら、メンタルヘルスケアやセルフケアをテーマとした執筆・講演も積極的に行っている。近著には『心を元気にする処方せん』(保健同人社)、『精神科医もやっている うつが逃げ出す50のコツ』(青春出版)など。

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