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これは意外…結婚式ではOKでも「離婚式ではNG」な行動5つ
渡辺ゆきちY.Watanabe
出会いの季節が過ぎ、6月のジューン・ブライドに向け、結婚式や二次会への招待が多く届く時期がやってまいりました!
月2~3件も結婚式出席、なんて多忙な方もいらっしゃるのでは!? ご祝儀への備えは大丈夫でしょうか。幸せいっぱいの嬉しいイベントですが、ちょっぴりお財布が心配ですよね。
また最近では、以前「今話題の「離婚式」実際に挙げた元夫婦の深すぎる名言5つ」でもご紹介しましたように、“離婚式”の開催も多く目に留まるようになりました。結婚だけでなく離婚の際も、家族や友人に“再出発の決意”を前向きに誓うというのです。
今日は、離婚式をプランニングしている寺井広樹さんに教えていただいた、出席する側として是非とも知っておきたい、“結婚式ではOKでも、離婚式ではNGな行動”5つをご紹介していきたいと思います。
知らない人も多い新常識! 思わず人に話したくなること間違いなしです。
■1:ご祝儀の値段
一般的に、結婚式の“御祝儀”の相場が3万円であるのに対し、離婚式の“御終儀”(と呼ぶそう)の相場は3千円~5千円となっています。
相手にも自分にも負担がかからないぐらいの金額が理想! 離婚の理由を飲みながら聞く……。そんなイメージで気軽に足を運べそうです。
■2:引き出物の選び方
結婚式の引き出物は、ふたつに分かれるものを避ける傾向がありますが、離婚式ではあえて“ふたつに綺麗にわかれる”ものが良いとされています。
具体的には、お箸のように使えるものを選ぶ方が多いそうです。もらった方のお家には、結婚式の引き出物と両方が揃うなんて、ちょっと不思議ですね!
■3:仲人ならぬ裂人
結婚式のときにたてる仲人さん。離婚式では、裂人(さこうど)と呼ぶそうです。しかしながらそのポジションは仲人とはちょっと違います。
参列者が裂人に、旧郎・旧婦の結婚式のときの話や馴れ初めなど興味本位で根掘り葉掘り聞くのはマナー違反! 程よい距離感でお話することが適切なマナーなようです。
■4:ブーケトス
注目なのがやはりブーケトスでしょう。結婚式では、独身女性たちが「欲しい」と思って受け取るもの。離婚式では旧郎がブーケを投げて、それを受け取った人は「次に円満離婚できる」と言われており、特に未婚の女性はキャーキャー言いながらブーケから逃げ惑う方もちらほら……。
この行動は、好ましくありませんよね! 逃げずにしっかり友人の円満な門出を受け止める器が欲しいところでしょう。
■5:飲み会でのアルコール飲料
結婚式では、ご両親をはじめ親族や友人が飲みすぎて泥酔している姿が多く見受けられます。祝福の場として、アルコールは必須と言えるかもしれません。
しかし、離婚式ではトラブル防止のためノンアルコールが原則となっています。「お酒がないなんて……」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ここはひとつ、おふたりの円満な離婚を見守るべく、ノンアルコールでお願いいたします。
いかがでしたか? 離婚式の新常識に加え、結婚式のマナーについても改めて理解できた気がしますよね!
もっと詳しいことが知りたいという方は、“離婚式マナー講座”なんてものもあるそうなので、本格的にプランナーを目指す人はもちろんのこと、離婚式のマナー講座を受けて女子力UPを目指してみては……!?
【参考】