掲載
更新
無類のからあげ好き達が選ぶ「究極のからあげ」ベスト8
北本祐子
みなさんは、唐揚げ好きですか？ 最近ではブームの追い風を受けて、“唐揚検定”なる資格試験まで登場する人気ぶりのようです。
男子で唐揚げが嫌いな人って会ったことないですよね。そんな唐揚げ好きが選ぶ唐揚げを選ぶ『第3回からあげグランプリ』の発表に伺ってきました。
目次
隠す■そもそも唐揚げをなぜ“唐揚げ”と呼ぶのか？
「ニッポンの唐揚げが世界を変える」をテーマに唐揚げの啓蒙・業界の底上げを目的に活動する一般社団法人日本唐揚げ協会という団体によると、その歴史は古く江戸時代の初期に遡ります。
もともとは精進料理として中国から伝来。1772年にレシピ本として『普茶料理抄』が著され、このころから胡麻油による揚げや炒めの調理技術が発達したようです。
唐揚げという名前の由来は、“唐揚”（からあげ・とうあげ） が起源だという説が有力とされているとか。ただ、当時は現在のような鶏肉を主とするものではなく、豆腐を油で揚げたようなものだったようです。
それから時を経て、大分県発祥の唐揚げ店『もり山』が東京に進出した2009年ごろからブームに火が付き、現在は唐揚げブームが全国規模で盛り上がっています。
■“ベストカラアゲニスト”下野紘さんに聞く唐揚げの魅力
今回のイベントでは、“ベストカラアゲニスト”も選出。今回選ばれたのは、アニメ『バカとテストと召喚獣』の吉井明久役等で活躍する声優の下野紘さん。ラジオ番組でも“から揚げのコーナー”を立ち上げ、唐揚げの美味しい食べ方や自ら考えた唐揚げの上手な調理法を紹介するなど唐揚げ好きで知られています。
今回ベストカラアゲニストに選ばれたことについては、「まさか選ばれるとは思っていなくて、今ここにいることも信じられないような、夢のような気持ちです。
『ヒロちゃんヒャダちゃん きまグルTV』という日本唐揚げ協会の会長と芸人のヒャダインとで唐揚げを食べまくるというDVDも出します。そんな風に唐揚げを普及する活動をしていたことが勝因かなと思っています」とコメント。
下野さんの唐揚げ好きはファンの間では定番事項のようで、ファンレターでも「私も唐揚げ大好き」などと書いてくる人や、おすすめの唐揚げ店を教えてくれる人も多いそうです。
「唐揚げ女子、僕は全然いいと思います！ 僕のお気に入りは、オーソドックスなしょうゆ漬けこみ型のもの。母親の味を自分でも作ったりしていますよ。唐揚げの魅力は、誰でも親しみやすく、手頃に食べられるところです」
■全国134店舗の唐揚げ店から選ぶ『からあげグランプリ』が決定！
さて、全国1万1,000人以上の日本唐揚げ協会会員（カラアゲニスト）や、唐揚げ好きな人の一般投票も加えて、栄えある『からあげグランプリ』の行方は？
各部門の最高金賞を獲得した店舗はこちら。
素揚げ・半身揚げ部門：鳥房（東京都葛飾区）
西日本しょうゆダレ部門：とりあん（大分県宇佐市）
中日本しょうゆダレ部門：ジョニーのからあげ（兵庫県伊丹市）
東日本しょうゆダレ部門：鳥久（東京都大田区）
塩ダレ部門：中津からあげ もり山（大分県中津市）
味バラエティ部門：金のとりから（京都府京都市）
手羽先部門：鳥開（愛知県名古屋市）
素材バラエティ部門：表参道vegecate（東京都渋谷区）
あなたのお気に入りのお店はありましたか？ 唐揚げはビールのおつまみにもぴったり。暑くなるこれからの季節、ぜひ食べに行ってみて！
【参考】
