なぜ妻とは別れない?科学で明らかになった不倫男の実態【前編】

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一昔前、不倫は文化だという言葉が世間を賑わせました。

なぜ、男性は婚姻関係を維持したまま、ほかの女性と恋愛関係を形成しようとするのでしょうか。

立命館大学大学院先端総合学術研究科の松本健輔氏は、不倫男性に対して面接調査をおこない、既婚男性の不倫の実態について明らかにしました。

この調査をもとに、不倫をしてしまう既婚男性の実態についてご紹介します。

 

■妻にあこがれを抱き続ける不倫男性

松本氏による調査では、不倫男性たちは日頃から、“日常生活の家事を協力する”、“記念日はかならずサプライズをする”、“毎日「愛してる」と言う”という行動をおこなっていることがわかりました。

意外にも、妻に対して 愛情を示す行動をちゃんとおこなっているのです。

もちろん、不倫をしている後ろめたさが行動の背景にある可能性も否定はできませんが、調査に協力した不倫男性たちは不倫をする前から、妻に対して愛情を示す行動をしていました。 

その理由は、妻に憧れを抱き続けているという不倫男性の心理がみえます。

というのも、不倫男性たちは部屋に下着が干してあり目につくこと、入浴後に妻が裸体でうろつくことなどを嫌がっており、日常のなかでときめきを感じないことへ不満をもっていたのです。

つまり、不倫男性たちは本当に妻を愛しているという実態が浮かび上がってきました。では、なぜ愛しているにもかかわらず、不倫してしまうのでしょうか。

 

■肉体関係よりドキドキをもとめる不倫男性

男性たちが、不倫相手と性的な関係をもっていることは事実です。妊娠・出産によって、妻とのあいだで希薄になってきた性的な関係を、不倫相手とのあいだで満足させています。

しかし、実は男性たちは不倫相手の体よりも、心の結びつきを求めていることがわかりました。

不倫相手との関係のなかで、普段の自分とは違う経験をしたり、また日常とは違うこ とを体験したりすることで、ときめきやドキドキするといった感情をもつことを大事だととらえていたのです。 

要するに、今の婚姻関係に不満を抱いているというのではなく、夫や父という役割以外の彼氏としての役割を得て、それによって新しい経験や体験をすることに喜びを感じているのです。

妻を愛しているものの、婚姻関係では希薄になってしまったときめきやドキドキといった感情を、不倫相手を代替として得ているという実態が浮かび上がってきたのです。

 

いかがでしたか。

ここまでの不倫男性の実態を考えてみると、妻への愛情が薄れたことで不倫をするというよりも、妻のことを愛しているにもかかわらず、希薄になっていくときめきやドキドキを取り戻そうと、不倫をしていると考えられます。

いってみれば、不倫男性は結婚後も恋愛体質のままなのです。後編でも引き続き、不倫男性の実態に迫ります。

 

【不倫シリーズ】

※ 背筋がゾクッ…本当にあった男女の怖い修羅場エピソード

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※ これだけは絶対に許せない!禁断の「不倫」パターン4つ

 

【参考】

※ 松本健輔(2010)『婚外恋愛継続時における男性の恋愛関係安定化意味付け作業』 立命館人間科学研究