消耗品に大金かける男ほど「地位が高い」と思われやすい?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存

 

5月に入って温かくなりまりした。

クールビズもはじまり、決まりきったスーツスタイルから、オシャレなシャツを着たビジネスパーソンの姿が街中でみられるようになりました。

そんななか、『アディダス ジャパン株式会社 ロックポートジャパン』が、1都3県在住の 25~45 歳の有職者女性500名を対象に、男性のオフィスファッションに関する意識調査をおこなったところ、87%パーセントの女性が、男性の靴が気になると回答しました。

なぜ、働く女性は男性の靴が気になったのでしょうか。意識調査の紹介とあわせて、被服心理学の観点から解説します。

 

■オフィスファッションとしてのビジネスカジュアル

ロックポートジャパンの調査によると、職場の約60パーセントの男性がスーツではなくビジネスカジュアルで勤務していることがわかりました。

そんな男性に対して女性は、スーツには無難である、清潔感がある、真面目であるといった印象を、ビジネスカジュアルには自由である、個性的である、都会的であるといった印象をもっていることがわかりました。

けっして、スーツであったとしても否定的な印象をもっているわけではありませんが、ビジネスカジュアルのほうがファッションの幅の広がりや個性をだしやすいという点から、高く評価されているといえます。

しかしながら、カジュアルすぎると普段着にみえてしまうためマイナスな印象になってしまいます。

そのためには、ドレスダウンしすぎないビジネスを意識したファッションが大事です。

では、ビジネスに相応しいファッションとは一体何なのでしょうか。

今回の調査では、女性が男性のオフィスファッションについて、ビジネスにあった着こなしかどうかを判断する際には、靴をみるという意見が多くみられました。

そして、男性のオフィスファッションにおいて靴が気になるかという質問に対しては、じつに87%の女性が気になると回答したのです。

 

■靴はオシャレだけではない

なぜ、女性は靴が気になると回答したのでしょうか。

靴は、ファッションアイテムのなかでもとくに消耗品です。履けば履くだけ、ソールは減っていきます。

男性のビジネスシューズの多くは、レザーかラバーのソールでできていますが、カジュアルすぎないものを選ぶとなるとレザーのソールとなり、1足あたりの値段も数万円からと高くなってきます。

また、1足の靴を毎日履くわけにもいかず、複数の靴を使い回すとなると、靴にかける費用はけっこうな金額になるのです。

ということは、靴に気をつかえるということは、それだけ自由になるお金が多いことを裏打ちしているのです。

アメリカの社会学者である ソースティン・ヴェブレンによれば、ひとは服や靴、装飾品からそれにかけられる費用や名声といったものを読み取ることができるとされます。

つまり、消耗品である靴に対して数万円ものお金をかけることができる社会的地位や経済的地位の高さを、女性は読み取ろうと気になっているといえるのです。

 

いかがですか。

もちろん職場の同僚女性だけではなく、商談相手のビジネスパーソンに対しても、服や靴がその人の社会的地位や経済的地位をしめします。

つまり、ちゃんとした靴を履くことによって、そのような靴を買えるだけの収入があり、その収入が保証される役職に就いている信頼できる人間であるということ、またはそれだけの猶予が支払えるほど会社の業績も安定しているのだと、自分だけではなく会社の評価も高める効果があるのです。

男性は、たかが靴と考えるのではなく、オシャレ以上のビジネスアイテムとして、足下を見直してくださいね。

 

【ファッション特集】

絶対やめて!先輩女子社員を敵に回すNGなスタイル7つ

地味な服装の方が「友達になりたい」と思われやすい理由

春の男心にキュンキュンくる最強「ファッション」まとめ

女の敵!ナンパ師が狙いやすいファッションの特徴9つ

 

【参考】

※ アディダス ジャパン株式会社 ロックポートジャパン – 男性の「オフィスファッション」に関する意識調査

※ Thorstein Veblen – The Theory of the Leisure Class