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こうすれば大丈夫!絶対に損しない「離婚の進め方」5つ

高田空人衣

高田空人衣K.Takada

婚活ブームによる結婚ラッシュが続いていますが、今では1年に約25万組が離婚する時代。結婚と同じくらい離婚も増え続けているようです。

結婚とは違い離婚はいつ、どこで、どんな理由で訪れるか分からないからこそ「こんなはずじゃなかった」「なんでこんなことに」なんて事態はできることなら避けたいですよね。

そこで今回は、離婚問題を多く取り扱っている弁護士の中島龍生さんに、損しない離婚の進め方を教えてもらいました。

 

目次

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■1:証拠を確保する

「離婚をする原因が夫の浮気、DVなどにある場合、証拠を確保しておくことが大切です。

証拠がないと慰謝料が取れない可能性があるし、夫が離婚に応じない場合でもこれらの証拠があれば最終的には裁判で離婚が認められる可能性が高まります。

証拠は携帯電話のメールなどでもOK。DVの場合は診断書があったほうがいいです」

 

■2:財産を把握しておく

「夫の通帳などから夫の財産を把握しておく必要があります。

離婚時に財産分与としてお互いの財産の2分の1ずつを分け合うのが原則ですが、いざ離婚となった時に夫の財産がわからないと請求さえままならないからです。

銀行預金は少なくとも銀行名、支店名まで把握しておく必要があります」

 

■3:計画的な別居をする

「離婚の原因が性格の不一致などで、明確な原因をアピールできない場合は、離婚請求する前に別居をすることもひとつの方法です。

別居期間が長くなれば、婚姻生活が破たんしているとして離婚が認められやすくなるからです。別居期間中の生活費は婚姻費用として夫に請求できます」

 

■4:生活の不安がない状況にしておく

「離婚(別居)してからの生活を確保してから離婚(別居)のための行動に移ることが必要です。

特に子供を連れて離婚(別居)する場合には両親の助けが必要になることも多いので、両親や親しい人の理解を得て援助される環境が整ってから行動に移ることが大切です。

周りのサポートがないと精神的、経済的につらくなってきます」

 

■5:離婚弁護士に相談する

「いざという時の弁護士は得意分野、専門分野はさまざまです。そのため、弁護士が誰でも離婚問題に詳しいとは限りません。

離婚問題に強い弁護士に相談し、力になってもらうことでより有利に離婚を進めることができます」

 

いかがでしたか?

今離婚をするべきか悩んでいる方は、明るい人生のためにこれを読んで計画的に離婚を成功に導いてくださいね。

 

 

【参考】

※ 中島龍生・・・千代田・中島法律事務所所属の弁護士。