心理学で解明!「同窓会で再会した相手を好きになる」本当の理由【前編】

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夏休みの帰省にあわせて同窓会に参加してきた、という人がいると思います。同窓会というと、昔好きだった人への恋心を思い出したり、つきあっていた元恋人がさらに素敵になっていて焼け木杭に火がついたり、ということがよくいわれます。なかには、一夜の恋や不倫に発展しちゃうダメな人たちも……。

ですが実際のところ、どうして同窓会では恋愛に発展しやすいのでしょうか? その理由を、心理学的に考えてみたいと思います。

 

■ハイダーのバランス理論

 アメリカの心理学者であるフリッツ・ハイダー氏は“バランス理論”というものを提唱しています。バランス理論とは、人間関係に関する理論の一つで、他者を評価するときには他者の存在そのものだけではなく、自分と他者とのあいだに存在する何かとのバランスが重要だという考え方です。

少しわかりにくいので、例をあげてみます。

たとえば、AさんとBさんがいて、BさんはAさんに好意をもっているとします。Aさんにはネズミの置物を集めるという趣味がありました。Bさんもネズミが好きであればバランスがとれていますよね。でも、もしBさんがネズミ嫌いだとしたら、Aさんの趣味を悪趣味と思うかもしれません。

Aさんのことは好き。だけど、Aさんの趣味は嫌い。この状態はバランスがとれていません。すると人間は、この不安定な状態を解消してバランスをとろうとするのです。

じゃあ、どうするのでしょうか。

 

■バランスをとる方法

簡単な方法は、Aさんの趣味を理解し、自分もネズミを好きになることです。好きになった人の好きな食べ物や好きな音楽を好きになるという人は、まさしくこれに当てはまります。

別の方法は、Aさんのことを嫌いになることです。Aさんの趣味を気持ち悪いと感じたので、そんな趣味をもつAさんも気持ち悪いと感じることでバランスをとるのです。いわゆる、“ドン引き”で“冷めた”の状態です。

 

このハイダーのバランス理論が、同窓会で恋に落ちやすい理由と深く関わっているのです。一体どういうことでしょうか?

その内容は、後編でお伝えします。

 

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【参考】

※ Fritz Heider(1958)『The Psychology of Interpersonal Relations』John Wiley