ついに心理学で解明!デート相手を「顔で選んでしまう」理由とは

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デートするなら顔がいいひとを選ぶ? それとも性格のいいひと?

そんな質問は、友達同士だとよくする話ですよね。たいていは、顔を選ぶひとと性格を選ぶひとにわかれるのですが、どうして顔派と性格派にわかれるのでしょうか。?

そこには、心理学における“自己呈示”と“セルフモニタリング”というものが関係しています。いったいどういうことか、詳しく紹介します。

 

■自分自身をどう見られたいか、には個人差がある

ひとは、自分自身が他人にどういう風にみられたいか考え、それをコントロールしようとします。それを専門的には“自己呈示”とよんでいるのですが、どれくらい自己呈示をおこなうかは、一人ひとり個人差があります。その個人差を生み出している要因はいろいろあるのですが、特に関係が深いものとして“セルフモニタリング”というのがあるのです。

セルフモニタリングというのは、ひととの関わりのなかで、自分の印象や感情のあらわれ方など自分自身のみられ方に深く注意し、それを調整したりすることです。

もし、セルフモニタリングが高ければ、自分の行動がそのときの状況やひととの関わりのなかで適切かどうかに関心をもち、自分の行動をより適切なものにしようとします。

反対に、セルフモニタリングが低ければ、自分の行動をひととの関わりのなかでみることがなく、自分自身の感情、いってみれば自分さえ良ければというところで判断してしまいます。

いうなれば、セルフモニタリングの高いひとは周りから自分がどういう風にみられているかを非常に気にするがあまり、そのデート相手と一緒にいることで自分がどういう風にみられるかで“外見の良い相手”を選んでしまうのです。

反対に、セルフモニタリングが低いと、周りからの目を気にすることがなく、自分自身にとって居心地が良いかといったことを重視しして、“性格の良い相手”を選んでしまうのです。

 

■あきらかになったセルフモニタリングと“デートの相手選び”との関係

 心理学者のマーク・スナイダー氏らが、セルフモニタリングとデート相手の選択に関する実験をしています。

それは、事前の調査でセルフモニタリングの高い男性と低い男性を選抜し、それぞれにデートに関する実験のパートナーとして、外見は魅力的だけれども性格があまり良くない女性、外見は魅力的ではないけれども性格が良い女性、の二人から一人を選ぶという内容でした。

実験の結果、セルフモニタリングの高い男性の69パーセントが外見が魅力的な女性を選択し、セルフモニタリングの低い男性の81パーセントは性格がよい女性を選択することがわかりました。

 

もちろん、セルフモニタリングだけがデート相手の選択に影響するわけではなく、また単純に顔か性格かという二者択一で相手を選んでいるわけではありません。ですが、顔か性格かと問われたとき、少なからず人からの見られ方を気にしてしまうことも事実なんです。

それはある意味で、顔でデート相手を選んでいるひとは、服やバッグを選ぶようにデート相手を装飾品として選んでいる“イタイひと”とみなすこともできるかもしれませんね。

 

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【参考】

Mark Snyderら(1985)『Focusing on the exterior and the interior: Two investigations of the initiation of personal relationships』Journal of Personality and Social Psychology