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一見オトコらしいけど実は「ダメな男」にありがちな特徴12個【2/3】

原口知己

原口知己

前回の記事では、恋愛心理学に精通する元新宿ナンバーワンホストで、ヒモ経験も豊富な三浦直人さんに解説していただいた、一見イイ男そうだけど実はダメ男の特徴12個のうち、4つをご紹介しました。

今回の記事では、続きの5~8までの4つをご紹介します。

 

目次

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■5: 喧嘩の強さがアイデンティティ

本当に強い人は喧嘩などする必要がありません。ハートが弱いために、腕っ節の強さを材料に自分が強い男だと証明しようとします。過去、ヤンキー文化が市民権を得ていた時代もありましたが、今はそうではありません。やんちゃだった10代の頃と価値観は変わっていないと、大人になってからは人から信用されません。

「男が手に入れたいと思っている力というのは、権力・財力・知力・腕力の4つです。最初に挙げた3つの力を持っていない男性ほど、4つめの腕力を誇示する傾向があります。要するに武勇伝を語ったり、腕力を誇示する男性というのは、他に取り柄がないからなのです」

 

■6: バブルの頃のあぶく銭を未だに自分の価値だと勘違いしている

一度オイシイ思いをした時代を経験すると、なかなか自己実現しにくい今の世の中には嫌気がさしてくるものです。貧しくてもやりたいことをブレずに頑張っている人は心が豊かですが、そうではない人は自分の自信を保つことが難しいため、どうしても過去の栄光に頼りたがってしまいます。“俺はこんな男ではない!こんなはずではない!”と思いたいのです。あの時はこんな車に乗って、一晩でいくら使ったなどの切ない過去の自慢話は、女性にとってはあまり聞きたい話ではありません。

「これは女性が“昔は痩せていたのよ”というのと同じですね。しかし、お金にしろ美しさにしろ、過去の産物では何の価値もありません。……あ、そうそう! 言うの忘れてましたが、僕も昔はモテたんですよ!」

 

■7: 自分は働かなくても生活できることがカッコイイと思っている

自分がせっせと働くわけではなく、人に働かせて裕福な生活をすることが一番カッコイイという考え方は、それ自体は別に悪いことではありませんが、お金がなくなってもプライドが高すぎて働くことができなかったりします。“今さら”とか、“この年で”とか、“今までトップだったんだから”を言い訳になかなか動くことができず、それでもお金があるような使い方をやめることもできず、家族に経済的にも精神的にも大きな負担をかけてしまいます。

「男はプライドのかたまりです。そのプライドは時に命よりも重く、事業の失敗や不祥事の露呈で自殺する男性もいるほどです。では、なぜ男性はそこまでプライドを守ろうとするのでしょうか? それは、女性がそれを望んでいるからです。課長よりも部長、軽よりもポルシェに乗っている男性を選ぶ女性が多いからです。だから男性は意地でもプライドを守ろうとします。そのために借金をしてしまう男性も多いのです。

しかし一番問題なのは上記のように、プライドを引きずったまま仕事をクビになったりした時です。自暴自棄になり、ふてくされてしまう男性が少なくありません。もし、あなたの彼氏や旦那がそんな風になってしまったら、是非とも“あなたが何をしていてもあなたが一番よ”と言ってあげてください。そうすれば男性は、肩の力が抜けて、きっと一から頑張れるに違いありません」

 

■8: 若いキャバ嬢と付き合うことがカッコイイと思っている

「こんなに若く、たくさんの男性客を相手にしているキャバ譲と交際している」ことに優越感を感じるということです。同じような年代で、ちゃんと旦那や彼氏を支えている女性をパートナーに持っていても、それは別腹のようです。キャバ嬢の本音も知らず、たくさんの男の中から選ばれたという勘違いが自分を支えているのです。それを許すには、よほど器の大きな妻や彼女でないと務まらないでしょう。

 

いかがでしたか?

だんだん悲しさが増してくる内容になってきました。次回の記事では、最後の4つをご紹介します。

 

【参考】

※ 三浦直人・・・静岡県出身。歌舞伎町 club PARADISE 元ナンバーワンホスト。支持の厚い恋愛サイト、『モテる方法2.0』などを運営する恋愛ライター。